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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
近年は、家族葬や直葬が主流になりつつあります。費用負担・人間関係の簡略化・高齢化・参列者の減少などを背景に、「小さく送る」という考え方が定着してきました。
しかし、この流れの中でも「あえて一般葬を選んだ方がよいケース」は確実に存在します。判断の鍵は、「故人さまに会いに来たい方が、どれくらいいらっしゃるか」にあります。
この記事では、現役世代や学生の方のお見送りで起きやすい課題、参列したい方の心情、ご家族の時間との両立、そして想送庵カノンの個室安置を活用した柔軟な見送り方まで、想送庵カノンの視点でご案内します。
家族葬が広がる中で、「人を呼ばない方が正解」のような空気を感じる場面があります。確かに小さく静かに送ることが合うご葬儀もありますが、その流れがすべての方に当てはまるわけではありません。
一般葬を検討するうえで重要な判断軸は、葬儀の規模そのものではなく「故人さまに会いに来たい方が何人いらっしゃるか」です。社会的なつながりが豊かな方ほど、参列を希望される方が多くなる傾向があります。

次のような方は、参列を希望される方が想像以上に多くなることがあります。
家族葬で送られた場合、参列希望者の多さに対応しきれず、次のような事態が起きることがあります。
現代のご葬儀に参列される方は、豪華な祭壇・高額な返礼品・派手な演出を期待されているわけではありません。多くの方は「最後にお顔を見たい」「ありがとうを伝えたい」というお気持ちで足を運ばれます。
だからこそ、参列を希望される方が多い場合は、「葬儀を大きくする」ではなく「ちゃんとお別れを言える場を用意する」と考え方を切り替えていただくことが大切です。

病気や事故などで、若くしてお亡くなりになる――ご両親にとっては言葉にならないほど辛い出来事です。
そのとき、クラスメイト・部活仲間・ご友人・恩師が次々と会いに来てくださる姿に、ご家族が救われる場面が少なくありません。
「こんなに多くの方に大切にされていたのですね」と知ることが、ご家族にとって深い悲しみの中での支えとなることがあります。葬儀は単なる儀式ではなく、故人さまが誰に愛されてきたのかを静かに知る場でもあります。
若い参列者にとって、同年代の死に向き合う経験は人生の中で非常に大きな意味を持ちます。楽しい経験ではありませんが、「死ぬとはどういうことか」を考えることは、「生きるとはどういうことか」を考えることと同じ意味を持ちます。
実際、若い頃に大切な方を亡くされたご経験が、その後の人生観を変えた、と語られる方は多くいらっしゃいます。「ちゃんと生きよう」と思うきっかけになることがあるのです。
想送庵カノンでも、ご友人が最後のお別れに来られ、ゆっくりと時間を過ごし、来館されたときとは明らかに違うご表情で帰っていかれる若い方が多くいらっしゃいます。葬儀の場が人生観を支える時間になる場面を、現場で繰り返し見てきました。
家族葬には家族葬の良さがあります。小さく静かに送ることがふさわしいご葬儀はたくさんあります。
一方で、次のような場合には「あえて一般葬を選ぶ」という考え方に大きな意味があります。
葬儀は、その人が誰に愛され・誰と生き・どんな影響を残されたのかが、最後に静かに見える場でもあります。一般葬を選ぶ意味は、見栄ではなく「故人さまと人とのつながりを、最後にきちんと受け止める」ことにあります。
一般葬を選ぶと、ご家族には次のような対応が発生します。
大切な方を亡くされた直後のご家族にとって、これらは想像以上の負担になります。
解決の一つの形として、「お別れの時間」と「家族の時間」を分けるという考え方があります。一般葬と家族葬の二択ではなく、その間に柔軟な選択肢を用意することができます。
想送庵カノンの個室安置をご利用いただくと、安置期間中、朝10時から夜8時までの、10時間もの長い時間帯に、ゆっくりと面会していただけます。「数分だけ」「限られた人数だけ」ではなく、故人さまと静かに向き合っていただく時間を確保しやすいのが特徴です。
学校のご友人・職場関係・趣味仲間・ご近所など、故人さまと関わりのあった方々には、通夜・告別式当日ではなく安置期間中に面会・お別れをしていただくことができます。
通夜・葬儀告別式そのものは、ご親族中心・小規模・来客対応を最小限にして行うことで、ご家族が家族として故人さまと向き合う時間を残すことができます。
「会いたい方には、ちゃんと会ってもらう」「ご家族の時間も守る」――この二つを同時に叶える「間の形」を、ご家族のご事情に合わせてご一緒に整えてまいります。
一般葬と家族葬は、二者択一で決めるものではありません。「故人さまとの最後の時間をどう過ごしたいか」「会いに来たい方にどう応えるか」を、ご家族のお気持ちに沿って組み立てていただくことができます。
想送庵カノンは、東京都葛飾区で滞在型の安置施設を運営しています。ご逝去から火葬までの数日間を、ご家族のペースで整えるためのご相談をいつでもお受けしています。
形式や規模よりも、ご家族と故人さまの時間を中心に、一緒に考えてまいります。
故人さまに会いに来たい方が多くいらっしゃる場合、家族葬では会場に入りきらない・葬儀後に弔問客が続きご家族が疲弊する、といった問題が起きやすいためです。現役世代・学生・社会とのつながりが深い方のお見送りでは、一般葬の方がご家族と参列者の双方にとって落ち着いた形になる場合があります。
一般葬は親族以外の参列者を広く受け入れる葬儀、家族葬はご家族・親しい方のみで行う小規模な葬儀です。費用・時間・対応人数・心理的負担に違いが出ますが、どちらが正解というものではなく、故人さまの社会的なつながりとご家族のお気持ちのバランスで選ばれます。
ご友人・部活仲間・恩師など、参列を希望される方が想像以上に多くなることがあります。お見送りを通じてご友人の人生観に影響を与えることもあり、「会いたい方が来られる場」を用意することが大切です。会場規模・受付対応・面会時間の確保を事前に整えておくと安心です。
できます。一例として、想送庵カノンの個室安置を利用し、安置期間中にご友人・職場関係の方にお別れをしていただき、通夜・葬儀告別式はご家族中心で行うという「間の形」があります。お見送りの場を分けることで、ご家族の時間と参列者のお気持ちの両方を大切にできます。
予測される参列者の人数をできるだけ正確に把握し、人数に見合った会場規模・駐車場・受付体制・会食人数の見積もりを早めに行うことが大切です。ご家族が対応に追われ過ぎないよう、葬儀社へ受付や案内をお願いするなど役割分担を整えると、ご家族が故人さまと向き合う時間を確保しやすくなります。
お電話またはお問い合わせフォームから、どうぞお気軽にご相談ください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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