お急ぎの方へ
24時間 365日 ご相談・ご依頼に対応

監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
親の介護を考えるとき、資産そのものの「金額」だけでなく、その資産が「いざというときに使える状態にあるか」を確認することが大切になってきます。
若いころに契約した保険、長年そのままになっている定期預金、複数の銀行に分かれた口座——これらを高齢期にそのまま放置していると、思わぬ不便やリスクにつながることがあります。
この記事では、親が高齢になったときに見直しておきたい預貯金・保険・不動産のポイントを、想送庵カノンの視点でやさしく整理します。年に一度、ご家族で確認する習慣のヒントとしてお読みいただければ幸いです。

親が高齢になると、生活パターンや行動範囲、リスクの種類が若いころとは変わってきます。
契約当時は適切だった金融商品や保険が、高齢期には不便・過不足・リスク要因に変わることが少なくありません。たとえば、運転をやめたのに自動車保険の補償が手厚いまま、医療保険の保障内容が現状の医療制度と合っていない——といったケースです。
一度確認したら終わり、ではなく、年に一度のタイミングで見直すことが大切です。年金改定や健康状態の変化、家族構成の変化など、状況は毎年少しずつ変わっていきます。
定期預金は、満期時に自動延長されるケースが多くあります。
80歳前後になると窓口での解約手続きが負担になりやすく、本人だけでは難しくなることもあります。満期後は普通預金へ戻しておく方が、後々の柔軟性が高くなります。
口座が多いと、相続発生時の手続きが煩雑になります。次のような方針で整理しておくと、後々の負担が減ります。
親に代わって通帳記入や残高報告書の確認をするだけでも、流動資産の実態を把握できます。年1回のペースで確認することをおすすめします。
まずは、どの会社のどの契約に加入しているかを一覧化することから始まります。
死亡保険には請求権の時効(一般的に3年)があります。万が一の際に請求漏れが起こらないよう、契約一覧の作成と、保険証券の保管場所の共有を行っておきましょう。
高齢になると、思わぬ事故のリスクが上がります。次のような補償内容の確認が大切です。
火災保険や自動車保険の特約として個人賠償責任保険がすでに付いていることもあるので、重複加入にならないよう保険証券を確認しましょう。
固定資産税の納税通知書には、土地・家屋の評価額が記載されています。これをもとに、不動産が資産全体のどれくらいを占めているかを把握しておきます。
不動産は、すぐに現金化できる資産ではありません。売却・賃貸・リバースモーゲージなど、現金化の選択肢ごとに、想定される期間とコストを概算しておくことが大切です。
お金は流動的なものです。一度調べたら終わりではなく、年1回の確認をルーティン化することで、変化に気づきやすくなります。
家族の誕生月や年末年始など、覚えやすいタイミングをカレンダーに登録しておくのがおすすめです。
資産一覧(預貯金・有価証券・保険・不動産)と、関連書類の保管場所を明示した一覧を作成・保管しておくと、いざというときに探す負担が減ります。
判断力が低下したときに備え、家族カード・委任状・任意後見契約・家族信託など、代理手続きの仕組みを早めに検討しておくと安心です。法的手続きが必要なものは、専門家へ相談しながら進めましょう。
60代後半〜70代から始めるのが理想です。判断力・体力ともに余裕のあるうちに整理しておくことで、80歳前後の手続き負担を大きく減らせます。「まだ早い」と感じる時期から始めるのが、結果として一番スムーズです。
「将来の介護期間に備えて、不自由な状況に陥らないために」と目的を伝え、通帳や保険証券の保管場所など、できる範囲から少しずつ確認するのがおすすめです。一度に全部把握しようとせず、年1回のペースで少しずつ進めると、親子双方の負担が軽くなります。
はい、整理した方が管理や相続手続きがぐっと楽になります。生活費・年金受取・予備の3つ程度に絞るのがおすすめです。ただし定期預金やネット銀行など、解約時に手続きが煩雑なものは、本人の判断力があるうちに対応するのが安心です。
まずは既存の火災保険や自動車保険の特約として既に付いていないかを確認しましょう。重複加入を避けるためにも、保険証券で「個人賠償責任特約」の有無をチェックすることをおすすめします。
不動産・相続・任意後見など法的な判断が関わる場面では、早めに専門家へ相談するのがおすすめです。ファイナンシャルプランナー、司法書士、税理士など、内容に応じて適切な窓口が変わるので、想送庵カノンにご相談ください。それぞれの内容に見合った最適なプロの先生方をご紹介いたします。
漠然とした推測ではなく、現物の書類を基に事実を把握することが、何より確かな第一歩になります。少しずつでも整理を進めておくことで、いざというときに慌てずに対応できます。
想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、ご家族のお別れの時間を大切にする滞在型の安置施設です。介護のその先にある葬送のご相談も、ご家族のペースに合わせてお手伝いいたします。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
監修者のプロフィールを見る
当サイトに掲載する画像、文章、ロゴ等の
無断転載・転用をお断りしております