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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
滞在型安置施設の想送庵カノンでは、スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームの個室で、ご家族が夜も故人さまのおそばで過ごすことができます。滞在が何日か続くこともあるので、火災や地震などの万が一に備えておくことは、施設の大切な務めです。
建物の防災設備は半年に1回点検し、2025年にはスタッフ全員で館内の防災訓練を行いました。夜間の火の取り扱いについては、ご家族にもお願いをしています。2024年には、スタッフのひとりが地元の本田(ほんでん)消防署で上級救命講習を受講しました。
東京消防庁の案内によると、建物に備える消火器や火災報知設備などの消防用設備等は、消防法にもとづき、6か月ごとの機器点検と1年ごとの総合点検を行うことが定められています。火災が起きたときに、設備がきちんと働くようにするための仕組みです。
想送庵カノンの建物でも、半年に1回、防災設備の点検を行っています。万が一火災が起きたときにも、ご利用のご家族が速やかに、そして安全に避難できるよう、設備を正しく働く状態に保っておくためです。
ただし、どれだけ設備を整えていても、それだけで十分とは考えていません。実際に火災や地震が起きたときには、その場にいるスタッフ一人ひとりが状況を判断し、適切に動けることが欠かせないからです。
もしものときには、誰もが正しい知識を持ち、同じ手順で、ご家族と故人さまをお守りしなければなりません。そのために想送庵カノンでは、設備の点検に加えて、スタッフ自身が防災について学び、訓練する機会を設けています。
2025年、想送庵カノンのスタッフ全員で館内の防災訓練を行いました。1時間弱の訓練で取り組んだのは、次の3つです。
館内の防災訓練は2026年12月にも行う予定で、その後も定期的に続けていきます。
消火器や消火栓は、普段は目にしていても、実際に使う機会はほとんどありません。この訓練では、まず消火器と消火栓の使い方を学びました。使い方を前もって知っておくことが、いざというときに落ち着いて動くことにつながります。

講師を務めたのは、本田消防団の団員として活動し、地域の学校や町会の防災訓練にも参加してきたスタッフです。火災が起きたときに慌てずに初期の対応ができるよう、消火器と消火栓の基本的な使い方を、一人ひとりに説明しました。

使い方を知っていても、消火器がどこにあるのかを知らなければ、すぐに手に取ることはできません。説明のあとはみんなで館内を回り、消火器が置かれている場所を確認しました。

最後に、大規模な地震が起きた場合を想定して、避難誘導の手順を確認しました。想送庵カノンには、ご家族が故人さまと共に過ごされている時間があります。その時間に災害が起きても、ご家族を安全に誘導できるよう、スタッフ全員が同じ認識を持っておくことを心がけています。

想送庵カノンでは、お線香や焼香の炭など、日常的に火を扱います。火を扱う場所として、普段から取り扱いに気を配り、万が一の火災に備えておかなければなりません。
2025年の防災訓練は、スタッフ一人ひとりがそのことを改めて意識する時間にもなりました。短い時間の訓練でしたが、誰もが真剣に取り組み、日々緊張感を持って仕事に向き合うことを共有しました。
個室で夜を過ごされるご家族には、防火のためのお願いがあります。お線香は焚いていただけますが、21時以降は火気厳禁のため、夜間はお線香の火をお消しいただくようお願いしています。
夜通し起きて、寝ずの番をしなければいけないのでは、と思われるご家族もいるかもしれません。想送庵カノンでは、夜間はお身体にご負担をかけず、休んでいただくようお伝えしています。夜間に滞在されるご家族がいらっしゃるときは、必ず夜勤のスタッフが館内にいる体制です。滞在が何日か続くこともあるので、ご家族が無理なく過ごせることも欠かせないと想送庵カノンは考えています。
上級救命講習は、東京消防庁が行っている救命講習の一つで、8時間をかけて学ぶコースです。心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)の使い方、止血法などを学ぶ普通救命講習の内容に加えて、小児・乳児の心肺蘇生、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法などを学びます。

修了すると上級救命技能認定証が交付され、有効期間は3年間です。認定を続けるには、前回の受講日から3年以内に、3時間の再講習を受けることになっています。
2024年1月27日、想送庵カノンを管轄する本田消防署で上級救命講習が行われ、本田消防団の団員として活動しているスタッフが受講しました。講習では、急な病気やけがをした人を助けるための初動、けがや急病の応急手当(ファーストエイド)と救命処置を学び、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸、訓練用のAEDを使った一連の流れを訓練しました。

講習は丸一日で、途中に実技試験、最後に筆記試験があり、スタッフは無事に合格しました。当時はまだ感染症への配慮から、助けを必要とする人の役との距離をとり、換気の担当を置くなどの形で行われた講習でした。受講したスタッフは、3年後の更新のときには、通常の形でより深く人命救助を学びたいと話していました。このスタッフは今も想送庵カノンで働いています。
災害はいつ起こるか分かりません。だからこそ、特定のスタッフだけが知識を持つのではなく、スタッフ全員が防災について知り、同じ手順を身につけておくことが大切だと想送庵カノンは考えています。設備を正しく働く状態に保つことと、スタッフ一人ひとりが正しい知識を持って備えること。その両方が、ご家族が安心して故人さまのおそばで過ごせる時間を支えています。
また、想送庵カノンを運営するあなたを忘れない株式会社は、2019年12月20日に葛飾区と「大規模災害時における一時遺体安置等に関する協定」を結びました。日頃から故人さまをお預かりしている施設として、地域の防災にも役割を果たせるよう、これからも備えてまいります。
建物の防災設備を半年に1回点検しています。2025年にはスタッフ全員で防災訓練を行い、消火器と消火栓の使い方、館内の消火器の場所、大きな地震が起きたときの避難誘導の手順を確認しました。館内の訓練は2026年12月にも行う予定です。2024年には、スタッフのひとりが本田消防署で上級救命講習を受講しました。
夜間はお線香の火をお消しいただくよう、お願いしています。お線香は焚いていただけますが、防火のため21時以降は火気厳禁です。夜は寝ずの番をせず、お身体を休めてください。
東京消防庁が行っている8時間の救命講習です。心肺蘇生やAEDの使い方などを学ぶ普通救命講習の内容に加えて、小児・乳児の心肺蘇生、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法などを学びます。修了すると上級救命技能認定証(有効期間3年間)が交付されます。
2024年1月27日、想送庵カノンを管轄する本田消防署で、スタッフのひとりが上級救命講習を受講し、実技試験と筆記試験に合格しました。講習では、胸骨圧迫や人工呼吸、訓練用のAEDを使った救命処置などを学びました。
スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームの個室では、夜間も故人さまのおそばで滞在していただけます。スタンダードは、夜間の付き添い・滞在ができないお部屋です。夜間に滞在されるご家族がいらっしゃるときは、必ず夜勤のスタッフが館内にいます。
夜も故人さまのおそばで過ごせる施設として、想送庵カノンでは次のような防災と安全への取り組みを行ってきました。
夜のお線香のことや、滞在中の過ごし方で気になることがあれば、どうぞ想送庵カノンへお声がけください。
夜もご家族が安心して故人さまのおそばで過ごせるよう、日頃から備えています。施設の見学やご相談は、下のご案内からどうぞ。
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あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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