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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
「HUI HOU(また会おうね)」50名の教え子たちが贈った最後のダンス。7日間かけて紡いだ、もうひとつの家族のお見送り。
「ママに会いたい」「最後にありがとうを伝えたい」――訃報を知った生徒さんたちから次々と寄せられた連絡に、映美さま(仮名)は「家族だけで送るのではなく、母が大切にしていた人たちにも会わせてあげたい」と決断されました。ご親族中心に総勢10名程度と考えていらしたお別れは、ダンススクールの生徒さま約50名が集うお見送りへと変わっていきました。
想送庵カノンのフリースタイル葬は、従来の形にとらわれず、故人さまらしさとご家族の想いを大切にする自由なお見送りのかたちです。このページでは、映美さまご一家と教え子の皆さまが想送庵カノンで過ごされた7日間を、ハワイ語の「HUI HOU(フイホウ)」に込められた想いとともにご紹介します。
ご利用年月:2024年9月

映美さま(仮名)が想送庵カノンへお電話をくださったのは、お母さまがお亡くなりになる数日前のことでした。お母さまは末期がんのため緩和ケア病棟で療養されており、映美さまは残された時間を大切に過ごしながらも、「母らしいお見送りとは何だろう」と悩まれていました。
女手ひとつで映美さまを育て上げ、いつも一番の理解者でいてくれたお母さま。映美さまがダンススクールを立ち上げた時も、誰より近くで応援してくれた存在でした。
緩和ケア病棟からは、もしものときに備えておくようにとお話があり、何社かの葬儀社へ相談され、お見積りも取られたそうです。しかし、どこか形式的に感じられ、大切なお母さまのお見送りを託したいと思える場所には出会えませんでした。
そんな時、ご友人から紹介されたのが想送庵カノンでした。
想送庵カノンのスタッフは、映美さまにこうお伝えしました。
「今はお母さまとの時間を大切にしてください。お見送りは、その後ゆっくり一緒に考えましょう」
「その言葉に肩の力が抜けた。あやうく大事な時間を失うところだった」と、後に映美さまは話してくださいました。
そして数日後、お母さまはご家族に見守られながら静かに旅立たれました。
最初はご親族中心に総勢10名程度でのお別れとお考えでいらしたのですが、お打ち合わせの中で、私たち想送庵カノンのスタッフはお母さまのもうひとつの顔を知ることになります。
映美さまが主宰するダンススクールで、お母さまは発表会の受付を手伝い、生徒たちに優しく声を掛ける存在でした。そのため生徒たちは皆、お母さまを親しみを込めて「ママ」と呼んでいたそうです。
訃報を知った生徒さんたちからは、「ママに会いたい」「最後にありがとうを伝えたい」という連絡が次々に寄せられました。
「家族だけで送るのではなく、母が大切にしていた人たちにも会わせてあげたい」映美さまはそう決断され、ご家族と教え子たちが一緒になって送るお別れの時間を選ばれました。
ご利用いただいたのは4階カノンルーム。お母さまはハワイをこよなく愛していらっしゃいました。
打ち合わせの中で映美さまが選ばれたテーマは、ハワイ語の「HUI HOU(フイホウ)」。
「さようなら」ではなく、「また会おうね」という意味をもつ言葉です。
映美さまはご自身でウェルカムボードをデザインされ、ハワイの夕景を背景に「HUI HOU」のメッセージを添えられました。会場には思い出のお写真を飾り、お母さまがお好きだった真紅の薔薇をご用意。悲しみの場ではなく、またいつか再会するための温かな送り出しの場として、少しずつ空間が作り上げられていきました。
火葬までの7日間。ご家族はお母さまを囲みながら思い出を語り合い、一緒に笑い、一緒に涙しながら、ゆっくりと「ありがとう」を伝えていかれました。
お別れの時間には、映美さまご一家に加え、ダンススクールの生徒さま約50名が集まりました。会場で始まったのは、お母さまへの感謝を込めたダンスでした。
音楽に合わせて踊る生徒たち。涙を流しながら踊る人。笑顔で思い出を語る人。その一つひとつの動きに、「ママ、ありがとう」の気持ちが込められていました。
そして、お別れの最後には、会場に集まった皆さまが同じ想いを胸に、お母さまへ言葉を贈ります。
「HUI HOU」また会う日まで。
お母さまが生涯をかけて育んできた人とのつながりは、これからも映美さまや教え子たちの中で生き続けていくことでしょう。
ご出棺の際、映美さまは穏やかな表情でこう話してくださいました。
「最高のお見送りができました。母が最期に教えてくれた私たちの『オハナ』と共に、これからも母と一緒に踊り続けていきます」
『オハナ』とは、ハワイ語で「家族」を意味する言葉です。
「HUI HOU(フイホウ)」それはお別れの言葉ではなく、お母さまを愛した多くの人たちが贈った、“また会う日まで”の約束でした。

【価格はすべて税込です】
| 滞在日数 | 時間 | 内容 | 滞在時間 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 23:20 | 想送庵カノンにご到着 長女さまご一家(ご主人・娘さま)同行 | 1 |
| 翌0:30 | 長女さまご一家 ご帰宅 アネックスにご安置 |
| 2日目 | 10:00 | 長女さま ご面会・お打ち合わせ (ダンススクールのパートナー同席) | 3.5 |
|---|---|---|---|
| 13:30 | 長女さま ご帰宅 | ||
| 18:00 | 長女さまご一家 ご面会 | 0.5 |
| 3日目 | 10:30 | 長女さま ご面会 | 0.5 |
|---|
| 4日目 | 12:00 | 長女さまとダンススクールのスタッフ ご面会 | 0.5 |
|---|
| 5日目 | 16:30 | 長女さま ご面会 | 0.5 |
|---|
| 6日目 | 15:00 | 会場設営 | 9 |
|---|---|---|---|
| 18:00 | オハナパーティ(通夜) | ||
| 21:30 | 生徒の皆さま ご帰宅 | ||
| 夜間滞在 3名 |
| 7日目 | 11:00 | フェアウェルパーティ(告別式) | 13 |
|---|---|---|---|
| 12:30 | お花入れ | ||
| 13:00 | ご出棺 | ||
| 四ツ木斎場にて荼毘(ダビ) |
| 合計 | 28.5 | ||
|---|---|---|---|
従来の形にとらわれず、故人さまらしさとご家族の想いを大切にする自由なお見送りです。これまでにティーパーティ形式、フラメンコ、バイオリン演奏、歌、落語、そして本事例のダンスといったかたちでお手伝いしてきました。変わった演出をすることが目的ではなく、故人さまが好きだったこと、その人らしい人生を表現するための時間だと、想送庵カノンは考えます。
ハワイ語で「また会おうね」という意味の言葉です。「さようなら」ではなく、再会を願って交わす挨拶にあたります。本事例では、ハワイをこよなく愛していらしたお母さまのために、長女の映美さまがこの言葉をお見送りのテーマに選ばれ、ご自身でデザインされたウェルカムボードに「HUI HOU」のメッセージを添えられました。
はい、承っています。本事例では4階カノンルームをご利用いただき、映美さまご一家とダンススクールの生徒さま約50名が集まって、お母さまをお見送りされました。人数やご希望の内容によってお選びいただくお部屋が変わりますので、想送庵カノンへお聞かせください。ご家族と一緒に、その方らしいお見送りのかたちを考えていきます。
はい、お過ごしいただけます。本事例では、ご到着からご出棺までの7日間で、あわせて28.5時間をお母さまのそばで過ごされました。夜間のお付き添いは、スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームで承っており(有料)、本事例でも通夜の夜は3名が夜間滞在をされています。お部屋によって可否が異なりますので、事前にご確認いただくと安心です。
はい、想送庵カノンは宗教宗派を問わずご利用いただけます。ご家族のお気持ちに沿ったかたちでお見送りをお手伝いしますので、「うちの場合はどうすればよいか」と迷われたときは、24時間365日いつでもお声がけください。
「最高のお見送りができました」――ご出棺の際に映美さまが残してくださったこの言葉に、7日間をかけてご家族と教え子の皆さまが紡がれた時間のすべてが込められていると感じます。
「その人らしいお別れとは何か」をご家族と一緒に考えながらかたちにしていくのが、想送庵カノンのフリースタイル葬です。ダンスや音楽といった演出そのものが目的ではなく、故人さまが大切にされていたつながりを、そのまま送り出しの場に映すことを大切にしています。
想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、ご逝去直後のご搬送・ご安置から葬儀まで、ご家族に寄り添いながらお手伝いする滞在型の安置施設です。
お電話またはお問い合わせフォームから、どうぞお気軽にご相談ください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
監修者のプロフィールを見る
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