直葬でも親子水入らず|最期に一緒にいられる場所を選んだ事例

直葬でも最期まで一緒にいられる、親子水入らずの27時間を過ごした想送庵カノンの事例

監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)

親子水入らずの2日間。「一緒にいられる場所が、一番大切でした」と語るご姉妹の事例です。

ご逝去の直後、最初に案内された安置施設で「面会は数分だけ」という現実に戸惑い、一晩中インターネットで探し続けて想送庵カノンにたどり着いた、あるご姉妹がいらっしゃいました。翌日、別の施設から当館へと移動され、ようやく念願だった親子だけの時間が始まりました。

直葬という形であっても、故人さまと過ごす時間をあきらめる必要はないと、想送庵カノンは考えます。ここでは、母と娘が27時間を水入らずで過ごされた、実際のご利用の様子をご紹介します。

目次

登場人物について|ご利用事例(CASE No.2)

ご利用年月:2020年2月

ご利用事例2「直葬でも親子水入らず|最期に一緒にいられる場所を選んだ事例」の登場人物関係図
登場人物(故人から見た関係です)
  • 故人:お母さま
  • 喪主:長女(仮名/保子さま)
  • その他:次女、保子さまのご友人

お看取りまで|大好きなお母さまとの辛い別れ

女手一つで育ててくれた優しくて強いお母様

東京で暮らす保子さま(仮名・20代)と妹様のご姉妹は、共に東京の大学に進学し、就職されました。早くにお父様を亡くされ、女手一つで育ててくれた優しくて強いお母様が大好きでした。

故郷で一人暮らしをされていたお母様とは、毎年お正月に親子3人で温泉旅行に出かけるのが恒例だったそうです。

わずか3ヶ月余りの別れ

2ヶ月ぶりに、お墓参りで帰省した際にお母様の異変に気づき、すぐに地元の病院で検査すると、ステージ4のがんが見つかりました。東京のがん専門病院へ転院されましたが、それからわずか3ヶ月余りでお母様は旅立たれてしまいました。

ご要望|一晩中探して見つけた「想送庵カノン」

一緒にいられない戸惑いとショック

ご逝去後、最初に案内された安置施設では「面会時間が数分で一緒にいることは叶わない」という厳しい現実を知り、ご姉妹は深い戸惑いとショックを受けられます。

「とにかくお母さんと一緒にいたい」

「もう温泉には行けないけれど、せめて最期は親子3人でゆっくり過ごしたい」「とにかくお母さんと一緒にいたい」――その一心で一晩中インターネットを探し続け、想送庵カノンを見つけ出してくださいました。翌日、別の施設から当館へと移動され、ようやく念願だった親子だけの時間が始まりました。

出棺までのご様子|お部屋から聞こえる泣き笑う声

想送庵カノンに到着されたその夜は、他のお参りもなく、母と娘だけで水入らずの時間を過ごされました。

お部屋の外まで聞こえてきたのは、ご姉妹の温かな笑い声でした。「泣いたり笑ったり、本当に忙しい時間でした」と保子さまが振り返るように、お母様を真ん中に囲んで思い出を語り合い、ひと時も離れることなく、親子3人の大切な時間を惜しむように過ごされていました。

お別れを迎えて|一生の後悔を救った大切な場所

ご出棺の際、保子さまは涙ながらに、心に響く言葉を残してくださいました。

「カノンさんを見つけられなかったら、一生後悔していました。亡くなったら母と一緒にいられなくなるなんて、知らなかったんです。葬儀で一番大切なのは、こうして最期に“一緒にいられる場所”なんですね」

これまでの感謝と、すべての想いを伝えきったご姉妹は、どこか晴れやかな表情で火葬場へと向かわれました。

想送庵カノンご利用事例の詳細情報

想送庵カノンの和室タイプの個室安置室。琉球畳と障子窓から差す光のなか、白い棺を花で囲み、直葬でも親子が最期まで一緒にいられる空間
保子さまがご姉妹でお母さまと水入らずの時間を過ごされた和室タイプの個室安置室

ご利用データ

  • ご利用のお部屋:アネックス(1泊2日)/スタジオ和室 403号室(1泊2日)
  • お母さまと過ごされたお時間:27時間
  • 一緒に過ごされた方:長女・次女・長女友人
  • 参考葬儀代金:不明
  • 想送庵カノン利用料金:約11万円(他施設からの搬送費、お部屋代金77000円、寝具代 一式 3300円×2名分 含む)

【価格はすべて税込です】

滞在時間(タイムスケジュール)

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滞在日数時間内容滞在時間
1日目9:30お問い合わせのお電話
16:00想送庵カノンにご到着 ご家族同行 
ご面会・打ち合わせ
4
20:00長女・次女さま ご帰宅
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2日目14:302階和室にご安置
15:00長女・次女さま ご面会・お付き添い3
18:00長女さまのご友人 ご面会
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夜間滞在18:00〜9:00夜間滞在 2名15
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3日目9:00長女・次女さま 身支度5
10:00ご親族 ご来館
12:005名で軽食
13:30お花入れ
14:00ご出棺
14:20四ツ木斎場にて荼毘(ダビ)
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合計27

よくあるご質問(FAQ)

直葬でも故人さまと一緒に過ごすことはできますか?

はい、可能です。本事例のように、想送庵カノンでは直葬の場合でも、お部屋で故人さまとゆっくりお過ごしいただけます。ご来館・面会は10:00〜20:00の間で承っています。

他の安置施設に一度預けた後でも想送庵カノンへ移動できますか?

はい、承っています。本事例も、別の施設から当館へ移動されたご家族のケースです。他の安置施設からの移動搬送も受け入れた実績がございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

想送庵カノンでは故人さまとどのくらい一緒にいられますか?

想送庵カノンでは、ご来館・面会を10:00〜20:00の間で承っており、お部屋でゆっくりお過ごしいただけます。本事例では、ご姉妹はお母様と27時間をともに過ごされました。お部屋の種類によって夜間のお付き添いの可否が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

夜間も故人さまに付き添うことはできますか?

お部屋によって異なります。夜間のお付き添いは、スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームで承っています(有料)。スタンダードとアネックスでは夜間のお付き添いはできません。なお、アネックスでの面会は面会室(要予約・1回30分程度・1日2回まで)となります。

宗教や宗派が決まっていなくても利用できますか?

はい、想送庵カノンは宗教宗派を問わずご利用いただけます。ご相談は24時間365日承っています。

まとめ|最期に一緒にいられる場所という選択

「葬儀で一番大切なのは、こうして最期に“一緒にいられる場所”なんですね」――保子さまが残してくださったこの言葉に、想送庵カノンが大切にしたい想いが込められていると感じます。

  • 直葬という形であっても、故人さまと過ごす時間はあきらめなくてよいと、想送庵カノンは考えます。
  • 本事例では、他の安置施設から移動され、母と娘が27時間を水入らずで過ごせたことをお伝えしました。
  • 面会が数分しか取れない施設もある一方、想送庵カノンでは個室のお部屋でゆっくりお過ごしいただくことができます。
  • 他の安置施設からの移動搬送も受け入れた実績があります。

想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、ご逝去直後のご搬送・ご安置から葬儀まで、ご家族に寄り添いながらお手伝いする滞在型の安置施設です。

三村 麻子

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この記事の監修者

三村 麻子のアバター 三村 麻子 看取りの水先案内人

あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)

<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール

<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師

<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師

<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。

【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。

2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。

<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア

<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと

監修者のプロフィールを見る

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