福祉葬(葬祭扶助)でも尊厳あるお別れを|幼なじみを送った事例

福祉葬(葬祭扶助)でも不安が安心に変わった、幼なじみを尊厳をもって送った想送庵カノンの事例

監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)

幼なじみとのお別れの時間。不安が大きな安心に変わった「福祉葬(葬祭扶助)」の事例です。

生活保護を受給されている方の葬儀は、「どのような扱いをされるのだろうか」と不安に感じられる方も少なくありません。今回ご紹介するのは、戦争孤児として育ち、身寄りのなかった幼なじみを見送られた愛子さま(仮名)の事例です。

まるで本当の姉妹のような深い絆で結ばれたお二人の別れは、突然に訪れました。大きな不安を抱えて想送庵カノンを訪ねられた愛子さまが、どのように安心へとたどり着かれたのか。その歩みをご紹介します。

目次

登場人物について|ご利用事例(CASE No.3)

ご利用年月:2019年10月

ご利用事例3「福祉葬(葬祭扶助)でも尊厳あるお別れを|幼なじみを送った事例」の登場人物関係図
登場人物(故人から見た関係です)
  • 故人:(生活保護受給)
  • 喪主:ご友人(仮名/愛子さま)
  • その他:愛子さまの長女

姉妹のように育った幼なじみとの突然の別れ

本当の姉妹のような絆で結ばれたご友人

愛子さま(仮名)には、戦争孤児として育ち、身寄りのない幼なじみの友人がいらっしゃいました。お二人は長年、まるで本当の姉妹のような深い絆で結ばれていたそうです。

熱中症での発見から2日後のご逝去

そのご友人がご高齢になり、生活保護を受けながら一人暮らしをされていたある日のこと。電話に出ないのを心配した愛子さまがご自宅を訪ねると、熱中症で倒れているのを発見。すぐに病院へ搬送されましたが、懸命な治療の甲斐なく、2日後に息を引き取られました。

「せめて優しい場所で送りたい」という願いと福祉葬への不安

温かい場所を必死に探されたご長女様

悲しみのなか、葬儀の手配をされた愛子さまのご長女様が、「せめて最後は、温かくて優しい場所で送ってあげたい」と必死に探してくださったのが想送庵カノンでした。

「粗雑にされてしまうのではないか」という大きな不安

今回は、生活保護を受給されている方向けの「葬祭扶助(福祉葬)」でのご葬儀となるため、愛子さまは内心、「どのような扱いをされるのだろうか、粗雑にされてしまうのではないか……」と、大きな不安を抱えられていたといいます。

不安が深い安心へと変わった丁寧なケア

迅速で温かいお迎えとお世話

しかし、その不安はすぐに解消されました。当館と提携している葬儀社スタッフが迅速かつ丁寧にお迎えに伺い、想送庵カノンへ到着されてからの温かいお世話を目の当たりにした愛子さまは、張り詰めていた緊張がゆっくりと解け、「本当に安心しました」と深く安堵されていました。

毎日欠かさず重ねられたご面会の時間

その後、愛子さまは毎日欠かさずご面会に足を運ばれ、大切なご友人との時間を重ねられました。

前向きに生きるための大切なお別れのステップ

心を込めたお花入れとお別れ

ご出棺の前には、お別れ室にて、愛子さまとお嬢様の二人で心を込めてお花入れをなさいました。かけがえのない幼なじみとの別れをしっかりと惜しむことができた愛子さまは、その場で「私の時も、ぜひ想送庵カノンでお世話になりたい」とお嬢様に笑顔でお話しされていたそうです。

事前相談で「これで安心できた」と晴れやかに

後日、愛子さまはお嬢様と共に再び当館をご来館くださり、ご自身の葬儀の事前相談をされました。「これで安心できたから、これからの残された人生を、思いきり楽しみながら生きていくわ」と、前を向いて晴れやかにお話しされる姿がとても印象的でした。

「誰にでも平等に、尊厳あるお別れの場を提供する」という想送庵カノンの企業理念がお役に立てた一例でした。

想送庵カノンご利用事例の詳細情報

想送庵カノンの面会室。白いテーブルと椅子、小さな祭壇を備えた落ち着いた空間で、福祉葬(葬祭扶助)でも尊厳あるお別れができる面会イメージ
愛子さまが幼なじみとのお別れの時間を重ねられた面会室

ご利用データ

  • ご利用のお部屋:面会室・アネックス(3泊4日)
  • お友達と過ごされたお時間:4時間30分
  • ※一般的な火葬場でお預け(ご安置)のみを行った場合、お別れに立ち会える時間はわずか10分程度となります
  • 一緒に過ごされた方:愛子さまと愛子さまのご長女様
  • 参考葬儀代金:葬祭扶助(生活保護の葬祭費用支給制度)により全額支給
  • ※自己負担なしで執り行われました

滞在時間(タイムスケジュール)

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滞在日数時間内容滞在時間
1日目8:30想送庵カノンにご到着  ご面会・打ち合わせ1.5
10:00愛子さま ご帰宅
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2日目15:00愛子さま ご面会(ご長女同行)0.5
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3日目11:00愛子さま ご面会(ご長女同行)0.5
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4日目12:30ご参集2
14:30ご出棺
15:00四ツ木斎場にて荼毘(ダビ)
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合計4.5

よくあるご質問(FAQ)

福祉葬(葬祭扶助)とはどのような制度ですか?

生活保護を受給されている方の葬祭費用を、自治体が支給する制度です。支給の金額や条件は自治体によって異なりますので、詳しくはお住まいの自治体・福祉事務所にご確認ください。想送庵カノンでも、事前のご相談を承っております。

福祉葬でも丁寧に見送っていただけますか?

今回の愛子さまも同じ不安を抱えて来館されましたが、丁寧なお世話に「本当に安心しました」と安堵されました。想送庵カノンは「誰にでも平等に、尊厳あるお別れの場を提供する」ことを企業理念としており、ご費用の形にかかわらず、心を込めてお手伝いいたします。

身寄りのない方でもお葬式をお願いできますか?

はい、承っております。本事例のように、ご友人やご縁のある方がお手配される場合もございます。宗教宗派も問いませんので、24時間365日いつでもお気軽にご相談ください。

故人さまとの面会はどのくらいできますか?

想送庵カノンでは、面会・ご来館を10:00〜20:00で承っております。アネックスでの面会は面会室にて、要予約・1回30分程度・1日2回までとなります。本事例では、愛子さまは毎日欠かさずご面会に足を運ばれ、ゆっくりとお別れの時間を重ねられました。

自分の葬儀について事前に相談することはできますか?

はい、事前相談を承っております。本事例でも、愛子さまはご自身の葬儀について後日ご来館のうえ事前相談をされ、「これで安心できた」と晴れやかにお話しくださいました。お電話またはお問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。

まとめ|不安が安心に変わる尊厳あるお別れの場

  • 生活保護を受給されている方でも、福祉葬(葬祭扶助)で丁寧なお見送りができます。
  • 想送庵カノンは「誰にでも平等に、尊厳あるお別れの場を提供する」ことを大切にしています。
  • 毎日のご面会を通じて、幼なじみとゆっくりお別れの時間を重ねられました。
  • 事前相談を承っており、ご自身の葬儀についてもご相談いただけます。

「粗雑にされてしまうのではないか」という大きな不安を抱えて来館された愛子さまが、丁寧なケアのなかで緊張を解き、「これで安心できたから、これからの残された人生を、思いきり楽しみながら生きていくわ」と前を向かれた——この事例は、「誰にでも平等に、尊厳あるお別れの場を提供する」という想送庵カノンの企業理念がお役に立てた一例だと想送庵カノンは考えます。

想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、ご逝去直後のご搬送・ご安置から葬儀まで、ご家族に寄り添いながらお手伝いする滞在型の安置施設です。

三村 麻子

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この記事の監修者

三村 麻子のアバター 三村 麻子 看取りの水先案内人

あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)

<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール

<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師

<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師

<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。

【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。

2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。

<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア

<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと

監修者のプロフィールを見る

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