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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
二人三脚で世界を歩んでこられたご夫婦の、早すぎるお別れ。
96時間の滞在を経て、啓介さま(仮名・70歳)は「彼女を最期まで一人にせずに済んだ」と語ってくださいました。
想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、大切な方との最期の時間を、そばで過ごしていただける滞在型の安置施設です。この記事では、白を基調とした「スタジオ207号室」で夫婦最後の時間を紡がれた、あるご夫妻のご利用事例をご紹介します。
同じように「最期まで一緒にいられる場所」を探しておられる方にとって、少しでも心の支えになればと願っています。
ご利用年月:2023年6月

貿易業を営み、ご夫婦で世界中を旅されてきた啓介さま(仮名・70歳)ご夫妻。お子様には恵まれなかったものの、大学時代に出会って以来、お互いを深く愛し、二人三脚で幸せな人生を歩んでこられました。
奥様の闘病を機に、家事の手間を省いて寄り添う時間を増やすため、計画していたシニアマンションへ早めに移住されました。体調の良い時には都内のホテルに泊まるなど、残された夫婦の時間を大切に紡いでいらっしゃいました。しかし、3ヶ月に及ぶ入院生活の末、奥様は静かに息を引き取られました。
奥様のご危篤が迫るなか、啓介さまは「最期の時間を共に過ごせる場所」を必死に探されていました。そんな折、テレビのドキュメンタリー番組で想送庵カノンを知り、すぐにお電話をくださいます。
実は、奥様も生前にホームページで想送庵カノンをご覧になっており、「ここなら最期まで啓介さんと一緒にいられる」と深く安心されていたそうです。
お二人が熱望されたのは、白を基調とした愛らしい「スタジオ207号室(通称:姫部屋)」でした。当館では通常、お部屋の事前予約は受けておりませんが、お二人の切実な願いを受け、その時に備えてお部屋を確保いたしました。
念願の207号室にご到着後、お二人だけの最後の時間が始まりました。
お部屋の大きなモニターには、奥様が生き生きと輝いていた生前の思い出の映像が終始映し出されていました。室内には啓介さまがご用意された鮮やかな薔薇が飾られ、訪れるご友人たちからの献花も加わって、日々その数を増していきました。
「彼女が好きなローズガーデンに眠らせたくてね」と、啓介さまは愛おしそうに微笑まれていました。
5日間のご滞在(96時間)のなかで、お部屋からはご親族や多くのご友人たちの明るい話し声が絶えず聞こえてきました。
スタッフがお部屋の整備に伺うと、啓介さまは奥様との思い出をたくさん語ってくださいました。大学時代にマドンナ的存在だった奥様を射止めたこと、奥様を不自由させないために必死に仕事を頑張ったこと。「お金があっても命は買えない」という虚しさを滲ませながらも、これまでの感謝と愛を確かめるように、一歩一歩、お別れを受け入れていかれました。
葬儀当日の朝、指定の教会へご出棺される際、啓介さまはスタッフにこう力強く言葉を残してくださいました。
「ここがあって、本当に良かった。彼女を最期まで一人にせずに済んだからね。ありがとう。ここは絶対に無くしてはいけないよ。皆さんが思っている以上に、遺族にとって本当に大切な場所だから」

| 滞在日数 | 時間 | 内容 | 滞在時間 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 14:00 | 想送庵カノンにご到着 スタジオ207号室にご安置 | 6 |
| 16:00 | 妹さまご一家 ご面会 | ||
| 20:00 | 妹さまご一家 ご帰宅 |
| 夜間滞在 | 20:00〜24:00 | 夜間滞在 1名 | 4 |
|---|
| 2日目 | 00:00〜24:00 | 啓介さま お付き添い ご友人・ご親族のご面会 | 24 |
|---|---|---|---|
| 夜間滞在 | 夜間滞在 1名 |
| 3日目 | 00:00〜24:00 | 啓介さま お付き添い ご友人・ご親族のご面会 | 24 |
|---|---|---|---|
| 夜間滞在 | 夜間滞在 1名 |
| 4日目 | 00:00〜24:00 | 啓介さま お付き添い ご友人・ご親族のご面会 | 24 |
|---|
| 夜間滞在 | 00:00〜9:00 | 夜間滞在 3名 | 9 |
|---|
| 5日目 | 9:00 | ご家族 身支度 | 5 |
|---|---|---|---|
| 14:00 | ご出棺 葬儀式場である教会へご出発 |
| 合計 | 96 | ||
|---|---|---|---|
はい、できます。本事例では奥様と96時間(4泊5日)をともに過ごされました。滞在期間はご事情に応じてご相談いただけますので、24時間365日いつでもお気軽にお問い合わせください。
通常、お部屋の事前予約は受けておりません。本事例では、お二人の切実な願いを受け、特別にお部屋を確保させていただきました。ご希望やご事情がある場合は、まずはお電話でご相談ください。
夜間のお付き添いは、スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームで承っております(有料)。面会・ご来館は10:00〜20:00です。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
想送庵カノンは宗教・宗派を問いません。本事例でも、ご葬儀は通われている教会にて指定の葬儀社様により執り行われ、当館は安置とお別れの時間をお手伝いしました。ご希望の葬儀の形に合わせて連携いたします。
はい、できます。本事例では、啓介さまがご用意された薔薇やご友人からの献花で室内が彩られ、大きなモニターには奥様の生前の映像が映し出されていました。故人さまらしいお部屋づくりについて、お気軽にご相談ください。
啓介さまはご出棺の朝、「ここは絶対に無くしてはいけないよ。皆さんが思っている以上に、遺族にとって本当に大切な場所だから」と語ってくださいました。大切な方と過ごす最後の時間は、二度と戻らないかけがえのないものだと想送庵カノンは考えます。
想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、ご逝去直後のご搬送・ご安置から葬儀まで、ご家族に寄り添いながらお手伝いする滞在型の安置施設です。
お電話またはお問い合わせフォームから、どうぞお気軽にご相談ください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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