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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
2019年9月23日(月・祝)、想送庵カノンで第2回カノンカフェを開催しました。テーマは「お片づけの入門編」です。
台風の影響が心配されるなか、暑さの残る一日となりましたが、ご近所の方を中心に10名の皆さまにご参加いただきました。生前整理の第一歩となる片づけの考え方を学び、前回に続いて「もしバナゲーム」も体験していただきました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
2019年9月23日(月・祝)10時から12時
想送庵カノン
〒124-0012 東京都葛飾区立石8-41-8
TEL:03-5875-7381
京成線「青砥駅」より徒歩約12分。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
無料です。お飲み物と茶菓をご用意しました。
セミナー終了後、ご希望の方を対象に約30分の個別相談を実施しました(先着2組・事前申込制)。

終活という言葉を、ご自身のためではなく親のための言葉として受け止めている方は少なくありません。第2回のテーマに「お片づけ」を選んだのも、そうした声を多くいただいてきたからです。
親の終活を考えるとき、避けて通れないのが介護です。とくに在宅介護が始まるその日、家が片づいているかいないかで、ご家族の負担感はまったく違ってきます。廊下に物が積まれていれば車椅子は通れません。必要なものがどこにあるかわからなければ、介護をする側もされる側も消耗します。
生前整理というと大げさに聞こえるかもしれません。今回は、その手前にある「お片づけ」の必要性からお話ししました。難しくはないけれど大切な考え方を、ご一緒に学ぶ時間となりました。
在宅介護では、家の中が整理されているかどうかで、介護をする人とされる人の負担が大きく変わります。
それでも実際には、「どこから片づければいいのかわからない」「何を残し、何を手放せばいいのかわからない」と手が止まってしまう方がほとんどです。今回は、まず生活動線から考えるという入口をお伝えしました。家全体を一度に片づけようとせず、寝室から水回りまでの通り道、そこで使うものだけを先に整える。これなら今日からでも始められます。
片づけが進まない最大の理由は、物が多いことではなく、判断の基準がないことです。
「いつか使うかもしれない」と考え始めると、手放せるものはほとんどなくなります。そこで、これから先の暮らしで実際に使うかどうかという一点に絞って考えていただくようお伝えしました。基準がひとつ決まるだけで、迷う時間は驚くほど短くなります。
お片づけがご家族の間でこじれるのは、多くの場合、物ではなく気持ちのすれ違いが原因です。
「迷惑をかけたくない」と考える親御さまは、心配をかけまいとして体調や困りごとを話しません。一方でお子さまは「もっと頼ってほしい」と思っています。どちらも相手を思っているのに、その思いやりが逆向きに働いてしまう。実例を交えながら、この構図についてお話ししました。
片づけを始めるとき、お子さまが良かれと思って一気に物を処分してしまい、親御さまが強く傷つかれるということがあります。
物には、その方が歩んでこられた時間が結びついています。だからこそ、進め方は必ず一緒に決めていただきたいとお伝えしました。今日はこの引き出しだけ、と範囲を区切る。捨てるかどうかは持ち主が決める。この二つを守るだけで、片づけは驚くほど穏やかに進みます。
後半は、前回ご好評をいただいた「もしバナゲーム」を実施しました。人生の最期をどのように過ごしたいか、自分にとって大切なことは何かを、カードゲームの形で考えていただくプログラムです。
住まいを整えることと、これからの希望を話し合うことは、地続きだと想送庵カノンは考えています。どこで過ごしたいのか、誰にそばにいてほしいのか。それがわかれば、家をどう整えればよいかもおのずと見えてきます。
お片づけを進めるうえで欠かせないのが、親御さまが何を大切にしているかを知ることです。その引き出し方については、こちらの記事でも取り上げています。

当日は台風の影響が心配されましたが、無事に開催することができました。暑さの残る一日にもかかわらず、ご近所の方を中心に10名の皆さまにお越しいただきました。
前半は「お片づけの入門編」として、片づけが家をきれいにするためだけのものではなく、将来の暮らしや介護、ご家族の負担を考えるうえで欠かせない準備であることをお伝えしました。後半の「もしバナゲーム」では、テーブルごとに自然と会話が弾み、それぞれの考えや想いを共有しながら、終活について前向きに話し合う時間となりました。
セミナー終了後には館内をご見学いただきました。実際に個室や設備をご覧いただきながら、多くのご質問やご感想をいただきました。写真や文章では伝わりにくい想送庵カノンの雰囲気を直接感じていただけたことを、大変うれしく思っています。
片づけは、どの世代の方にとっても関心の高いテーマです。今回も、参加者の皆さまから具体的なご質問が次々と出ました。
ただ、お話を伺うなかで見えてきたのは、多くの方が困っているのは片づけの技術ではないということでした。物の減らし方より、家族とどう話を始めればよいかで止まっている。実際に「言い出せないまま何年も経っている」というお声もいただきました。
生前整理は、単なる片づけではありません。自分らしい暮らしを見つめ直し、大切な人への思いやりにもつながる準備です。そして「もしバナゲーム」を通して、普段は話す機会の少ない「もしもの時」の希望を語り合うことで、その入口が自然に開くこともわかりました。終活とは人生の終わりを考えることではなく、これからをどう生きたいかを考える時間でもある。改めてそう感じた一日となりました。
第2回は、想送庵カノンを運営するあなたを忘れない株式会社の代表取締役・三村麻子と、取締役・内宮美知子の2名が担当しました。
三村麻子は、高齢の親を支えるご家族に向けて「疲れない介護」と「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案しています。生前整理から介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケアまでを一続きのものとして捉える視点は、今回のテーマの土台にもなっています。
カノンカフェでは、専門家の話を聞くだけでなく、参加者同士が語り合い、それぞれの経験や想いを共有できる時間を大切にしています。
終活は、お一人で考えるものではありません。同じ悩みを抱えた方の話を聞くことで、自分の状況を客観的に見られるようになったり、思いつかなかった選択肢に気づけたりします。地域の皆さまと一緒に学び、お互いの気づきを分かち合いながら、自分らしい人生について考えられる場所でありたいと、想送庵カノンは考えています。
これからも、安心してご参加いただける地域の学びの場として、さまざまなテーマを取り上げてまいります。
第3回カノンカフェは、2019年10月22日(火・祝)10時から13時まで、「見事な生前整理」をテーマに拡大版として開催します。
お片づけアドバイザーでお掃除伝道師の中山ゆうみ先生を講師にお迎えし、生前整理をより深く学べる特別講演をご用意しました。今回お伝えした入門編から一歩進んで、思い出の品との向き合い方や、今日から続けられる片づけのコツまで踏み込んでお話しいただきます。
参加費は無料です。お申し込みは、お電話(03-5875-7381)またはFAX(03-5875-7382)で承ります。
生活動線にあたる場所から始めることをおすすめします。家全体を一度に片づけようとせず、寝室から水回りまでの通り道と、そこで使うものだけを先に整えると無理なく進められます。
はい。片づけの技術だけでなく、判断の基準の決め方やご家族との話の進め方についてもお話ししていますので、片づけが苦手という方にこそお聞きいただきたい内容です。
よくあるご相談です。良かれと思って一気に処分すると、かえって強く反発されることがあります。今日はこの引き出しだけと範囲を区切ること、手放すかどうかは持ち主が決めること。この二つを守ると穏やかに進みやすくなります。
カノンカフェの開催時には、ご希望の方に館内をご案内しています。通常の見学をご希望の場合も、お気軽にお問い合わせください。
参加費は無料です。お飲み物と茶菓をご用意してお待ちしています。
第2回カノンカフェでは、「お片づけの入門編」として、生前整理の第一歩となる考え方を皆さまと学びました。
お片づけは、単に物を減らすことではありません。これから始まるかもしれない介護に備え、ご本人もご家族も安心して暮らせる環境を整えるための、思いやりの準備です。そして片づけを進める過程は、ご家族が本音を交わすきっかけにもなります。
「まだ早いかな」と感じている今こそが、お片づけを始めるのによいタイミングだと想送庵カノンは考えています。ご家族お揃いでも、お一人でも、どうぞお気軽にカノンカフェへお越しください。
想送庵カノンへのご相談や施設見学は、
お電話(0120-717-372)またはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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