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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
2023年9月10日(日)、想送庵カノンで第10回カノンカフェを開催しました。テーマは「お片づけのプロから学ぶ生前整理のお話」です。
片づけの専門家として累計3万件以上の現場に携わってこられた中山ゆうみ先生を講師にお迎えしました。第3回に続いてのご登壇で、今回はより実践的な内容をお話しいただきました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
2023年9月10日(日)10時から12時
想送庵カノン
〒124-0012 東京都葛飾区立石8-41-8
TEL:03-5875-7381
京成線「青砥駅」より徒歩約12分。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
無料です。お飲み物と茶菓をご用意しました。
セミナー終了後、ご希望の方を対象に約30分の個別相談を実施しました(先着2組・事前申込制)。

思い出があって捨てられない。どこから片づければいいのかわからない。生前整理について伺うと、必ずといってよいほどこの二つが返ってきます。
第3回で生前整理を取り上げたとき、参加者の皆さまから寄せられたのも同じ声でした。考え方はわかった、けれど実際に家に帰ると手が止まってしまう。その一歩を後押しする回にしたいと考え、中山先生に再びお越しいただきました。
生前整理は、物を捨てなければならない作業ではありません。本当に大切なものを見つめ直し、これからの暮らしを快適にし、将来ご家族が困らないよう備えること。それが本来の目的だと、想送庵カノンは考えています。
中山先生が最初に解かれたのは、生前整理という言葉についての誤解でした。
生前整理と聞くと、遺品整理や終活の準備を思い浮かべる方が少なくありません。けれども実際には、今の暮らしをより快適にするための片づけでもあると説明されました。目的を「減らすこと」に置くと苦しくなります。「暮らしやすくすること」に置き換えるだけで、進め方はまったく変わってきます。
片づけが続かない最大の原因は、意気込みすぎることだと中山先生はお話しされました。
休日にまとめて片づけようとすると、途中で疲れ、散らかったまま終わってしまいます。そして次に手をつけるのが億劫になる。一度にすべてを終わらせる必要はありません。まずは考え方を知り、ご自身のペースで少しずつ始めることが大切だと繰り返し強調されていました。
ご家族で取り組む場合の注意点も具体的に教えていただきました。
よかれと思って手を出すと、かえって関係がこじれます。持ち主の判断を待つこと、範囲を区切ること、時間を決めて終わりにすること。この三つを守るだけで、片づけは驚くほど穏やかに進むというお話でした。
累計3万件という現場経験に裏打ちされた、思い出の品との向き合い方も紹介されました。
無理に処分する必要はありません。本当に残したいものを選びながら整理していくことが第一歩です。すべてを残すこともすべてを捨てることも選ばず、その間にある選択肢を持つこと。写真に残す、一点だけ手元に置くといった方法を、実例とともに具体的にお話しいただきました。
多くの参加者の印象に残ったのが、この最後の部分でした。
片づけを続けていると生活習慣が整い、気持ちにゆとりが生まれ、人生そのものが前向きに変わっていくと中山先生はお話しされました。物が減ったから快適になるのではなく、自分で決められたという実感が自信につながる。片づけが単なる作業ではないことが、よく伝わってくるお話でした。
親御さまに何かを手放していただく話し合いは、片づけに限りません。運転免許の返納をどう切り出すかという同じ難しさについては、こちらの記事で取り上げています。

終始和やかな雰囲気のなか、熱心にメモを取られる方や、講師へ積極的に質問される方が多くいらっしゃいました。
すぐに実践できる内容が数多く紹介されたこともあり、その場で「今日帰ったらここから始めます」と話される方もいらっしゃいました。学んだことをその日のうちに行動に移せる。それがこの回のいちばんの成果だったと思います。
生前整理という言葉から、遺品整理や終活だけを想像される方は少なくありません。
けれども今回のセミナーで改めて学んだのは、生前整理とは今の暮らしをより豊かにするための片づけでもあるということでした。物を整理することは、自分にとって本当に大切なものを見つめ直す機会でもあります。
いつかやろうではなく、今日から少しずつ始めよう。そんな前向きな気持ちをお持ち帰りいただける時間になったのではないかと思います。
第10回の講師は、片づけアドバイザーでお掃除伝道師の中山ゆうみ先生です。
片づけカウンセリング協会の代表を務められ、有限会社ワーカーズ&ブレーンズの取締役でもいらっしゃいます。1997年から年間およそ1,500件、累計では3万件以上のお片づけとお掃除に携わってこられました。
NPO法人ハウスキーピング協会の整理収納アドバイザー1級、FJC福祉住環境コーディネーター会員としての住環境福祉コーディネーター、一般社団法人日本Happy Ending協会認定のHappy Endingプランナーなどの資格をお持ちです。勝間和代氏の著書「汚部屋脱出プログラム」や、集英社『感動の汚れ落ち! 掃除名人のベストアイデア(TJMOOK)』をはじめ、多数の書籍で紹介されています。
カノンカフェでは、終活や介護、ご葬儀などについて専門家から学ぶだけでなく、参加者同士が気軽に交流し、安心して相談できる場づくりを大切にしています。
初めてご参加くださった方からも、話しやすい雰囲気で安心した、身近なテーマなので参加しやすかったというお声を多くいただいています。専門家の話を聞くだけで終わらせず、隣の席の方の経験も持ち帰っていただける。それがカノンカフェの持ち味だと考えています。
これからも地域の皆さまに役立つテーマを取り上げ、終活をもっと身近に感じていただける場を目指してまいります。
第11回カノンカフェは、2024年4月14日(日)10時から12時まで、「親のための終活 介護編」をテーマに開催します。
講師は想送庵カノン代表の三村麻子です。親御さまが元気なうちに考えておきたい介護や生前整理、遺言などについて、実際の事例を交えてわかりやすくお話しします。まだ早いと思っている今だからこそ、ご一緒に考えてみませんか。
参加費は無料です。お申し込みは、お電話(03-5875-7381)またはFAX(03-5875-7382)で承ります。
年齢に決まりはありません。元気に動けるうちから少しずつ始めることで、無理なく進められると中山先生はお話しされていました。
できます。一度にすべて終わらせる必要はありません。範囲と時間を区切って少しずつ続けることが、いちばんの近道だとご説明がありました。
無理に処分する必要はありません。本当に残したいものを選びながら整理していくことが第一歩です。写真に残す、一点だけ手元に置くといった中間の選択肢もあります。
持ち主の判断を待つこと、範囲を区切ること、時間を決めて終わりにすること。この三つを守ると穏やかに進みやすくなるとお話しされていました。
はい。終活や生前整理、ご葬儀に関するご相談もお気軽にお声がけください。
第10回カノンカフェでは、中山ゆうみ先生をお迎えして、生前整理の実践的な進め方を学びました。
片づけは単なる整理整頓ではなく、自分らしい暮らしとこれからの人生を見つめ直す大切なきっかけになります。そして続けていくうちに、生活習慣も気持ちも変わっていく。そのお話が、この日いちばん多くの方の心に残ったようでした。
想送庵カノンでは、これからも地域の皆さまが安心して終活について学べる場をご用意してまいります。
想送庵カノンへのご相談や施設見学は、
お電話(0120-717-372)またはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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