第13回カノンカフェ開催レポート|おひとりさまの終活で必要な備え

第13回カノンカフェのアイキャッチ画像。おひとりさまの終活、必要な備えと手続きをテーマに開催しました

監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)

2025年2月23日(日)、想送庵カノンで第13回カノンカフェを開催しました。テーマは「おひとりさまの終活 豊かな老後のための準備」です。

寒いなかにもかかわらず多くの皆さまにご参加いただき、コーヒーとお茶菓子を囲みながら、終始和やかな雰囲気で学び合う時間となりました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

目次

開催概要

開催日時

2025年2月23日(日)10時から12時

会場

想送庵カノン
〒124-0012 東京都葛飾区立石8-41-8
TEL:03-5875-7381

アクセス

京成線「青砥駅」より徒歩約12分。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

参加費

無料です。お飲み物と茶菓をご用意しました。

個別相談

セミナー終了後、ご希望の方を対象に約30分の個別相談を実施しました(先着2組・事前申込制)。

第13回カノンカフェの告知チラシ。2025年2月23日開催、テーマはおひとりさまの終活

今回のテーマ

おひとりさまだから終活はまだ先でいい。そうお考えの方は少なくありません。

けれども実際には逆で、おひとりさまこそ早めの備えが効いてきます。ご家族が代わりに判断してくれる場面が少ない分、ご自身で決めておいたことがそのまま先々を左右するからです。

第13回は、おひとりさまの終活を人生の終わりの準備としてではなく、これからをより安心して自分らしく暮らすための準備として扱いました。おひとりで暮らしている方だけでなく、ご夫婦やご家族と暮らしている方にも共通する内容としてお話ししています。

セミナーの内容

老後の準備は早いほど選択肢が広がる

終活はまだ早いと思っているときこそ、始めどきです。

早めに準備を始めるほど選べる幅が広がり、ご自身の希望をそのまま形にしやすくなります。逆に必要に迫られてから動くと、残された選択肢のなかから選ぶことになります。同じ準備でも、順番が違うだけで結果は大きく変わります。

終活の第一歩は暮らしの見直しから

では何から始めればよいのか。まずは今の暮らしを見つめ直すことからとお伝えしました。

本当に必要なものと、そうでないものを整理していく。この作業は物だけに限りません。人との関係やこれからの生き方について考えることも、終活の大切な一歩です。持ち物を減らすより先に、何を大事にしたいかがはっきりしてきます。

人生を豊かにしてくれる仲間づくり

豊かな老後に欠かせないのが、人とのつながりです。

ご家族だけでなく、ご友人や地域との交流など、人生を支えてくれる仲間との関係づくりについて考えました。おひとりさまにとって、この備えは制度や書類と同じくらい実用的な意味を持ちます。困ったときに声をかけられる相手がいるかどうかが、暮らしの安心を大きく左右するからです。

お世話になる覚悟を持つということ

この回でとくに時間を割いたのが、誰かに支えてもらう覚悟についてでした。

年齢を重ねれば、どなたにも人の手を借りる場面が訪れる可能性があります。迷惑をかけないことだけを目指していると、いざというときに助けを求められなくなってしまいます。必要なときには支え合うことを受け入れる。その心構えもまた、大切な準備のひとつだとお伝えしました。

65歳から85歳は第二の青春時代

講師の三村から、65歳から85歳ごろまでは第二の青春時代だという考え方もご紹介しました。

この20年をどう過ごすかで、人生の後半の充実度はまったく変わってきます。終活という言葉には人生の終わりを準備するという響きがありますが、本当に大切なのは残された時間をどう生きるかを考えることです。その時間を思いきり楽しむために、元気なうちから整えておく。それが今回の中心にある考え方でした。

早く知っておくほど選べる幅が広がるのは、ご葬儀でも同じです。知っているかどうかが納得の差になってしまう理由を、こちらの記事で取り上げています。

当日の様子

少人数でコーヒーとお茶菓子を楽しみながらという、カノンカフェらしいリラックスした雰囲気で進みました。

参加者の皆さまも熱心に耳を傾けてくださり、途中では気軽に質問やご相談をいただきました。おひとりさまというテーマだったこともあり、ご自身の暮らしに引きつけたご質問が多かったことが印象に残っています。

今回の気づき

今回あらためて感じたのは、終活は終わるための活動ではなく、よりよく生きるための活動だということです。

人生の後半を思いきり楽しむためには、健康、人とのつながり、生活環境、そして将来への備えを少しずつ整えていくことが欠かせません。どれも一日ではできませんが、どれも今日から始められます。

終活に対するイメージが、不安から希望へと変わるきっかけになったのではないかと感じています。

講師紹介

第13回の講師は、想送庵カノンを運営するあなたを忘れない株式会社の代表取締役・三村麻子が務めました。

生前整理から介護、ご葬儀、供養、遺品整理、グリーフケアまでを一続きのものとして捉え、20年以上にわたりご家族を支えてきた経験をもとにお話ししました。

カノンカフェで大切にしていること

カノンカフェでは、終活を人生の終わりの準備ではなく、これからの人生を自分らしく生きるための準備だと考えています。

介護や相続、お葬式だけでなく、人とのつながりや生きがいなど、人生をより豊かにするためのヒントを、専門的な知識と現場の経験を交えてお伝えしています。

参加者同士がリラックスした雰囲気で交流し、来てよかったと思っていただける時間づくりを、これからも大切にしてまいります。

次回のカノンカフェについて

第14回カノンカフェは、2025年4月27日(日)10時から12時まで、「相続」と「税金」をテーマに開催します。

税理士の先生を講師にお迎えし、ご葬儀のあとに避けては通れない相続と税金について、わかりやすく解説していただきます。相続税の基本や生前にできる準備、知っておきたいポイントを取り上げる予定です。

参加費は無料です。お申し込みは、お電話(03-5875-7381)またはFAX(03-5875-7382)で承ります。

よくあるご質問(FAQ)

おひとりさまの終活は独身の方だけが対象ですか?

いいえ。第13回の内容は、ご夫婦やご家族と暮らしている方にも共通する、人生後半を豊かに過ごすための考え方です。どなたにもお聞きいただける内容でした。

終活は何歳くらいから始めるとよいですか?

早すぎるということはありません。元気なうちから少しずつ準備を始めることで選択肢が広がり、将来の安心につながります。

仲間づくりも終活の一つなのでしょうか?

はい。地域とのつながりや信頼できる仲間の存在は、安心して暮らし続けるための大切な備えになります。とくにおひとりさまにとっては、書類の準備と同じくらい実用的な意味を持ちます。

終活が初めてでも参加できますか?

もちろんです。毎回、初めて終活について学ぶ方にもわかりやすい内容で開催しています。

カノンカフェはどのような雰囲気ですか?

コーヒーやお茶菓子を楽しみながら、リラックスした雰囲気で学べる少人数の会です。気軽に質問やご相談をしていただけます。

まとめ

第13回カノンカフェでは、人生の後半を前向きに楽しむための考え方と備えについてお話ししました。

終活とは、人生を終えるための準備ではありません。人生を最後まで自分らしく、豊かに生きるための準備です。そして65歳からの20年を第二の青春と捉えるなら、その準備はできるだけ早いほうがよいということになります。

想送庵カノンでは、これからも地域の皆さまが安心してこれからの人生を考えられるよう、暮らしに役立つテーマを取り上げてまいります。

三村 麻子

想送庵カノンへのご相談や施設見学は、
お電話(0120-717-372)またはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

三村 麻子のアバター 三村 麻子 看取りの水先案内人

あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)

<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール

<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師

<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師

<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。

【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。

2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。

<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア

<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと

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