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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
2022年10月1日(土)、想送庵カノンで第7回カノンカフェを開催しました。テーマは「知って得する墓じまいのお話」です。
行政書士の勝桂子(すぐれけいこ)先生を講師にお迎えしました。当日は秋晴れの爽やかな天候に恵まれ、約10名の皆さまにご参加いただきました。新型コロナウイルスの影響で第6回を最後に休止していたカノンカフェにとって、2年半ぶりの再開となる回でもありました。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
2022年10月1日(土)10時から12時
想送庵カノン
〒124-0012 東京都葛飾区立石8-41-8
TEL:03-5875-7381
京成線「青砥駅」より徒歩約12分。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
無料です。お飲み物と茶菓をご用意しました。
セミナー終了後、ご希望の方を対象に約30分の個別相談を実施しました(先着2組・事前申込制)。

再開後の最初のテーマに墓じまいを選んだのは、休止期間中もこのご相談が途切れなかったからです。
お墓を継ぐ人がいない。遠方にあって管理できない。子どもに負担をかけたくない。理由はさまざまですが、共通しているのは、どこから手をつけてよいかわからないという戸惑いでした。墓じまいには行政の手続きがあり、費用がかかり、そして何よりご親族との話し合いが必要になります。
墓じまいは、お墓をなくすための手続きではありません。これからの供養をどのような形にしていくかを考える選択肢のひとつだと、想送庵カノンは考えています。
以下は当日、勝先生にお話しいただいた内容のご紹介です。手続きの詳細は自治体や墓地によって異なりますので、実際に進められる際は専門家にご相談ください。
勝先生はまず、言葉の整理から始められました。
墓じまいは、今あるお墓を撤去して土地を返すこと。改葬は、ご遺骨を別の場所へ移すこと。この二つはセットで語られることが多いものの、意味は別だと説明されました。ご遺骨をどこへ納めるかを決めないまま墓石だけ撤去することはできません。順序を取り違えると手続きが進まなくなるため、最初に押さえておきたい区別だというお話でした。
近年これほど墓じまいが増えている理由についても解説していただきました。
お墓を守るという前提が、家族の形が変わるなかで成り立ちにくくなっていること。遠方に住む子ども世代に管理を託しづらいこと。そうした事情が重なった結果だと説明されました。決して供養の気持ちが薄れたわけではなく、むしろ次の世代に負担を残したくないという思いから選ばれる方が多いという点が印象的でした。
実際に墓じまいを進める場合の流れを、順を追って解説していただきました。
ご遺骨を移すには自治体が発行する改葬許可証が必要になること、そのために現在の墓地の管理者と移転先の双方から書類を用意する必要があることなど、事前に知っておかないと手戻りが生じる部分を具体的に教えていただきました。全体像を一度見ておくだけで、迷わずに動けるようになります。
費用については、墓石の撤去にかかる分と、移転先に納める分の二つに分けて考えるとわかりやすいと説明されました。
撤去費用は墓地の立地や墓石の大きさによって変わります。移転先は、永代供養墓、納骨堂、樹木葬など選択肢が広がっており、それぞれ費用も供養の形も異なります。金額だけで選ばず、ご家族が今後お参りしやすいかどうかを一緒に考えてほしいというお話でした。
相談が最も多いのは、実は手続きよりもご親族との調整だと勝先生はお話しされました。
墓じまいを決めた側には十分な理由があっても、知らされていなかったご親族にとっては突然の話になります。決まってから報告するのではなく、検討している段階で相談しておくこと。それだけで受け止め方はまったく変わるという、実務に裏打ちされたご指摘でした。
墓じまいのあと、ご遺骨をどこへ納めるかは大きな判断になります。移転先として選ばれることの多い永代供養について、費用の相場と知っておきたい注意点をこちらの記事でご紹介しています。

カノンカフェは、講師が一方的に話すセミナーではありません。参加者の皆さまが気軽に質問しながら一緒に学べることを大切にしています。
今回も墓じまいや供養に関する疑問について、参加者同士で意見を交わしながら理解を深めていただきました。専門家ならではの実例や経験談を交えたお話に皆さま熱心に耳を傾けられ、終始和やかな雰囲気で進みました。
お茶を飲みながらの気軽な雰囲気のなか、久しぶりに地域の皆さまとお会いできたことを、スタッフ一同うれしく感じた一日でした。
ご葬儀や供養の仕事に携わっていても、専門家のお話を伺うたびに新しい発見があります。
終活には法律や介護、相続、生前整理など幅広い知識が必要です。そのどれもが日々変わっていきます。一つひとつ学び続けることの大切さを、改めて感じました。
私たち自身も学びを重ね、その知識を地域の皆さまへわかりやすくお伝えしていくこと。それがカノンカフェの役割だと、想送庵カノンは考えています。
第7回の講師は、行政書士の勝桂子(すぐれけいこ)先生です。
行政書士、葬祭カウンセラー、ファイナンシャルプランナーの資格をお持ちで、任意団体「ひとなみ」を主宰されています。遺言、相続、成年後見、死後事務委任など、終活とエンディングの分野で第一人者として活躍されてきました。
多数の講演と相談の実績をお持ちで、終活をもっと身近に、わかりやすくをテーマに、専門家だけでなく一般の方にも幅広く情報を発信されています。制度の説明にとどまらず、ご家族の気持ちの動きまで踏まえてお話しくださる点が、カノンカフェの趣旨によく合っていました。
カノンカフェは、終活についてもっと気軽に学べる場所があったらという思いから始まりました。
堅苦しい講演会ではなく、お茶を飲みながらリラックスして参加できる雰囲気を大切にしています。そして営業活動は行いません。安心してご参加いただける地域の交流の場でありたいと考えているからです。
終活は特別な人だけのものではなく、どなたもいつか向き合う大切なテーマです。これからも地域の皆さまのお役に立つ情報をお届けしてまいります。
第8回カノンカフェは、2023年4月15日(土)10時から12時まで、「大切な方へのラストレターとしての遺言書の作り方」をテーマに開催します。
講師は今回に引き続き勝桂子先生です。どのような遺言を残せば争いを防げるのか、相続でご家族が揉めないためには何が大切なのか。実際の事例を交えながらわかりやすくお話しいただきます。まだ早いと思っている方にこそ、聞いていただきたい内容です。
参加費は無料です。お申し込みは、お電話(03-5875-7381)またはFAX(03-5875-7382)で承ります。
墓じまいは今あるお墓を撤去して土地を返すこと、改葬はご遺骨を別の場所へ移すことを指します。勝先生からは、ご遺骨の移転先を決めないまま墓石だけを撤去することはできないため、順序を取り違えないようご説明がありました。
はい。基礎からわかりやすくご説明いただきましたので、初めての方でも安心してご参加いただけます。
墓石の撤去にかかる分と、移転先に納める分の二つに分けて考えるとわかりやすいとご説明がありました。金額だけで判断せず、ご家族が今後お参りしやすいかどうかもあわせてご検討ください。
ありません。カノンカフェでは営業活動を一切行っておりませんので、安心してご参加ください。
はい。ご家族やご友人とのご参加も歓迎しています。墓じまいはご親族との話し合いが要になりますので、ご一緒に聞いていただくとその後が進めやすくなります。
第7回カノンカフェでは、墓じまいの基礎から手続きの流れ、費用の考え方、ご親族との話し合いのコツまでを学びました。
勝先生のお話で最も印象に残ったのは、相談が多いのは手続きよりもご親族との調整だという点です。制度は調べればわかりますが、気持ちの行き違いは調べても解決しません。だからこそ、決まってから報告するのではなく、検討している段階で相談することが大切なのだと教えていただきました。
まだ先のことと思っている方も、今のうちに知識を持っておくことが、ご自身とご家族の安心につながります。想送庵カノンは、これからも知って得するご供養のお話をお届けしてまいります。
想送庵カノンへのご相談や施設見学は、
お電話(0120-717-372)またはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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