第15回カノンカフェ開催レポート|50代からでも間に合う老後資金

第15回カノンカフェのアイキャッチ画像。50代からの老後資金、今から間に合う作り方をテーマに開催しました

監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)

2025年10月4日(土)、想送庵カノンで第15回カノンカフェを開催しました。テーマは「50代からでも間に合う老後資金の作り方」です。

資産形成の専門家である志村直隆先生を講師にお迎えしました。年金だけで生活できるのか、介護や医療費はどれくらい必要か、今から始めても遅くないのか。そうした疑問を抱える皆さまとご一緒に、人生100年時代のお金との向き合い方を学びました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

目次

開催概要

開催日時

2025年10月4日(土)10時から12時

会場

想送庵カノン
〒124-0012 東京都葛飾区立石8-41-8
TEL:03-5875-7381

アクセス

京成線「青砥駅」より徒歩約12分。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

参加費

無料です。お飲み物と茶菓をご用意しました。

個別相談

セミナー終了後、ご希望の方を対象に約30分の個別相談を実施しました(先着5組・事前申込制)。

第15回カノンカフェの告知チラシ。2025年10月4日開催、テーマは50代からでも間に合う老後資金の作り方

今回のテーマ

老後資金は足りるのだろうか。年金だけで暮らしていけるのだろうか。こうした漠然とした不安を抱えている方は少なくありません。

とくに50代は、お子さまの教育費や親御さまの介護など、ほかの支出が重なる時期です。ご自身の老後資金は後回しになりがちで、気づいたときには準備の時間が限られていたということも起こります。

第15回では、その50代を出発点にしても間に合う考え方を、資産形成の専門家に解説していただきました。以下は当日のお話のご紹介です。金融商品の選択はお一人おひとりの状況によって適否が大きく異なりますので、実際のご判断は専門家にご相談ください。

セミナーの内容

老後に必要となる資金の目安

志村先生はまず、老後に必要となる資金の目安を具体的な数字とともに示されました。

漠然と不安を抱えている状態がいちばん苦しい、というお話が印象的でした。必要額がわかれば、不足分も、そのために何をすればよいかも見えてきます。不安の正体は金額そのものではなく、わからないことにあるという指摘でした。

医療費と介護費用の現実

続いて、医療費と介護費用の実態について解説していただきました。

志村先生は医療と介護の分野にも精通されており、実際にどのくらいの費用がかかるのかを踏まえたお話をいただきました。老後資金を考えるとき、生活費だけを見積もっていると足りなくなる。この部分こそ先に押さえておくべきだとご説明がありました。

50代から始める資産運用の基本

50代からの資産運用について、基本的な考え方と選択肢を整理していただきました。

今からでも決して遅くないという前向きなメッセージとともに、将来への備えは特別な人だけが行うものではなく、どなたも今日から始められるということをお話しくださいました。

50代以降で注意したい投資の考え方

あわせて、この年代でとくに気をつけたい点についても触れられました。

若い世代と同じ考え方をそのまま当てはめないこと。回復に使える時間が違うため、取れるリスクの幅も変わってくるという趣旨のご説明でした。何を選ぶかと同じくらい、何を選ばないかが大切になる時期だと受け止めました。

新NISAを活用する際のポイント

制度についても、新NISAやプラチナNISAを利用する際の注意点を解説していただきました。

制度は使い方次第で効果が変わります。仕組みを理解しないまま始めるのではなく、ご自身の状況に合っているかを確認したうえで判断してほしいというお話でした。難しい金融知識ではなく、これから老後を迎える方にも理解しやすい言葉で説明していただきました。

老後の備えを考えるとき、ご葬儀にかかる費用も見落とせない項目のひとつです。事前に考えておくことで何が変わるのかは、こちらの記事で取り上げています。

当日の様子

今回もコーヒーとお茶菓子を囲みながら、和やかな雰囲気でスタートしました。

老後資金は誰にとっても身近なテーマでありながら、何から始めればよいかわからないという方が多い内容です。講演中は皆さま熱心にメモを取りながら耳を傾けられ、終了後の個別相談にも多くのお申し込みをいただきました。

今回の気づき

老後資金というと、お金をたくさん貯めることが目的だと思われがちです。

けれども今回のセミナーで繰り返し語られたのは、お金そのものよりも、安心して暮らし続けるための準備をすることの大切さでした。将来を知り、必要な備えを理解する。それだけで、不安は少しずつ安心へと変わっていきます。

終活も資産形成も、まだ早いではなく、早いうちから始めることに大きな意味がある。改めてそう実感した時間となりました。

講師紹介

第15回の講師は、株式会社インテリジェンスコンサルティング代表取締役の志村直隆先生です。

ファイナンシャル・プランナー、資産形成コンサルタントとして、人生100年時代を見据えた資産形成の専門家として20年以上にわたり多くのご家庭を支えてこられました。保険業界で最高峰とされるMDRT成績資格終身会員を23回連続で取得されています。

医療と介護の分野にも精通され、ご家族の将来を総合的に考えたライフプランニングを得意とされています。難しいお金の話をわかりやすくをモットーに、全国各地で多数の講演実績をお持ちです。

カノンカフェで大切にしていること

カノンカフェは、知識を一方的に学ぶ場ではありません。

参加された皆さま同士が気軽に会話を交わし、講師へ直接質問し、ご自身やご家族の将来について考えるきっかけとなる地域の学びの場でありたいと考えています。

終活や介護、お金のことなど、お一人では考えにくいテーマだからこそ、安心して相談できる環境をこれからも大切にしてまいります。

次回のカノンカフェについて

第16回カノンカフェは、2025年11月30日(日)10時から12時まで、「親のための終活 介護編⊕」をテーマに開催します。

昨年ご好評をいただいた「親のための終活」の介護編と看取りと弔い編をひとつにまとめ、より実践的な内容へとブラッシュアップしました。限られた時間で必要な知識を効率よく学んでいただける構成です。ご家族の将来について考え始めたい方は、ぜひお気軽にご参加ください。

参加費は無料です。お申し込みは、お電話(03-5875-7381)またはFAX(03-5875-7382)で承ります。

よくあるご質問(FAQ)

お金の知識がほとんどなくても参加できますか?

もちろんです。専門用語をできるだけ使わずに解説していただきましたので、初めて学ぶ方でも安心してご参加いただけます。

50代では遅いのではないでしょうか?

決して遅くないというのが、この回で志村先生が繰り返し伝えられたメッセージでした。50代だからこそ考えたい進め方について解説していただいています。

50代以外でも参加できますか?

はい。テーマは50代を中心としていますが、40代や60代の方、ご家族の将来を考えたい方にも役立つ内容です。

個別相談だけ申し込むことはできますか?

個別相談はセミナーにご参加くださった方を対象としており、事前申込制です。第15回は先着5組で承りました。

家族と一緒に参加できますか?

はい。ご夫婦やご家族でご参加される方も多くいらっしゃいます。

まとめ

第15回カノンカフェでは、老後に必要な資金の目安から医療と介護の備え、50代からの資産運用の考え方までを学びました。

老後資金は誰にとっても避けて通れないテーマですが、正しい知識を得ることで漠然とした不安は安心へと変わります。今回学んだのは、お金を増やすことだけでなく、これからの人生を安心して自分らしく暮らすための準備という視点でした。

想送庵カノンでは、これからも地域の皆さまが気軽に学び、相談し、安心につながるきっかけとなる場をご用意してまいります。

三村 麻子

想送庵カノンへのご相談や施設見学は、
お電話(0120-717-372)またはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

三村 麻子のアバター 三村 麻子 看取りの水先案内人

あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)

<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール

<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師

<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師

<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。

【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。

2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。

<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア

<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと

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