お急ぎの方へ
24時間 365日 ご相談・ご依頼に対応

監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
「今回は慌ただしく送るのではなく、できるだけ家族で一緒の時間を持ちたい」。想送庵カノンでお母さまを見送られた弥生さま(仮名・50代)の願いです。弥生さまのご家族が選ばれたのは、お通夜という儀式を行わないお見送りでした。それでも、葬儀の前日の夜には家族12名全員が故人さまのそばで一晩を過ごされています(実際のご様子は、記事の後半で事例としてご紹介します)。
一日葬とは、お通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で執り行う葬儀形式です。
「一日」と聞くと、急ぎ足のお別れを思い浮かべる方が少なくありませんが、儀式を一日にまとめることと、お別れの時間を短くすることは、同じではありません。
この記事では、一日葬のかたちと二日葬との違い、急ぎ足のお別れにならない理由、そして本来はお通夜をする時間を「お別れのひととき」にあてるご提案を、東京都葛飾区の滞在型安置施設 想送庵カノンがご説明します。
一日葬とは、お通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で執り行う葬儀形式です。従来の葬儀は、1日目にお通夜、2日目に葬儀・告別式と火葬という二日間の日程で行われてきました。一日葬では、このうちお通夜を省略します。
当日は葬儀・告別式を執り行い、そのままご出棺、火葬という流れになります。儀式の日程が一日に収まること以外は、通常の葬儀と変わらないお見送りです。
お通夜を省略するいちばんの理由は、ご遺族の負担です。二日間にわたる儀式は、喪主をはじめご遺族にとって、体力のうえでも気持ちのうえでも決して軽いものではありません。大切な方を亡くされた直後は、各所への連絡や手続きも重なります。
儀式を一日にまとめることで、ご遺族の負担を軽減できます。参列される方も、足を運ぶ日は一日で済みます。
近年は高齢化や家族構成の変化により、少人数でのお見送りを希望する方が増えました。それにともない、一日葬を選ぶケースも多くなっています。株式会社鎌倉新書が2024年に実施した「第6回 お葬式に関する全国調査」(喪主経験者2,000名)でも、一日葬は葬儀全体の10.2%を占めており、家族葬(50.0%)に続く選択肢のひとつになっています。
ご家族ご親族を中心とした家族葬の規模で、儀式を一日にまとめて行う。一日葬は、そのような組み合わせで選ばれることの多いお見送りです。
一日葬と対になるのが、お通夜と葬儀・告別式を二日間かけて行う二日葬です。並べて比べると、違いがはっきりします。
| 比べる観点 | 一日葬 | 二日葬 |
|---|---|---|
| お通夜 | 行わない | 1日目の夜に行う |
| 儀式の日程 | 葬儀・告別式と火葬を一日で | お通夜と葬儀・告別式を二日間で |
| 参列の機会 | 昼間の葬儀・告別式が中心 | 夜のお通夜にも弔問できる |
| 故人さまと過ごす最後の夜 | 儀式としては設けない | お通夜の夜がある |
| 選ばれる場面 | 少人数のお見送り・負担を抑えたいとき | 親族や知人が多いとき・宗教儀礼を大切にしたいとき |
二日葬では、お通夜があることで、仕事や学校の都合で昼間に参列できない方も弔問しやすくなります。また1日目の夜は、故人さまと最後の夜を過ごす時間でもあります。
一日葬では、この2つがなくなります。日中の葬儀・告別式に参列できない方はお別れの機会を持ちにくくなりますし、お通夜の夜という区切りもありません。「一日葬は急ぎ足に感じられる」という声の正体は、この2つが失われることにあると、想送庵カノンは考えています。
裏を返せば、この2つを別のかたちで補えるなら、一日葬でもゆっくりとしたお別れは十分にできます。

「墓地、埋葬等に関する法律」第3条により、火葬は亡くなられてから24時間を経過した後でなければ行えないと定められています(感染症法などに別の定めがある場合を除きます)。儀式を一日にまとめても、ご逝去から火葬までには必ず一日以上の時間があります。
前述の鎌倉新書の調査によると、亡くなってから火葬までの日数は、全国では「2日後」が35.1%で最多でした。ところが関東地方では4日以上かかった方が過半数を占め、冬季(12月・1月・2月)には8日以上待った方が18.1%にのぼりました。
つまり東京で一日葬を選んでも、ご逝去の翌日に火葬となることはむしろ少なく、火葬の日を迎えるまでの数日間が自然に生まれます。
一日葬の「一日」は、儀式の日数のことです。お別れの時間は、儀式の長さではなく、火葬までの日々を故人さまとどう過ごせるかで決まります。
ご安置の場所によっては、面会できる時間や回数が限られていることもあります。想送庵カノンは、故人さまとご家族が同じ部屋で過ごせる滞在型の安置施設です。火葬までの数日間、ご面会やお付き添いを重ねながら過ごしていただくことで、儀式は一日でも、お別れの時間はゆっくりと確保できます。

想送庵カノンでは、本来はお通夜をする時間に「お別れのひととき」を設けるご提案をしています。ご友人や会社関係の方にお越しいただき、ゆっくりとお別れいただいたうえで、翌日の葬儀・告別式はご家族ご親族のみで小さく執り行う、という組み立てです。
お通夜という儀式は行いませんから、形式としては一日葬のままです。それでいて、お通夜の夜が担っていた「幅広い方がお別れに訪れる機会」を失わずに済みます。
儀式としての進行がないぶん、お越しになったお一人おひとりが、ご自身のペースで故人さまと向き合えます。日中の葬儀・告別式には都合がつかない方も、本来お通夜が行われる夕方以降の時間でしたらお越しいただきやすくなります。
お別れの機会がないまま葬儀を終えると、後日訃報を知った方がご自宅へ弔問に訪れ、かえってご遺族の対応が続くこともあります。お別れのひとときを設けておくことは、ご友人のためだけでなく、ご遺族の後々の負担を軽くすることにもつながります。
前日のうちにご友人や会社関係の方とのお別れを済ませているので、翌日の葬儀・告別式は、ご家族ご親族だけで故人さまとの時間に集中できます。参列への気配りやご挨拶に追われることなく、小さく、静かに執り行えます。
通夜を行わないので形式としては一日葬ですが、ゆっくりとお別れいただける新しいかたちです。組み立ての段階からご相談いただけます。
80代のお母さまが倒れ、わずか1週間で旅立たれるという突然のお別れを経験された、弥生さま(仮名・50代)のご家族の事例です。近年続けて大切なご家族とのお別れを経験されていた弥生さまは、「今回は慌ただしく送るのではなく、できるだけ家族で一緒の時間を持ちたい」と希望されました。
白とオフホワイトを基調とした通称「姫部屋」(スタジオ207号室)で3日間を過ごされ、ご滞在中は毎日ご家族や親しい方々が集まり、まるでご自宅にいるかのような団らんの時間が流れました。
ご葬儀は、安置のお部屋から4階のカノンルームへ移動して執り行われました。その前日の夜、カノンルームには幼い曾孫さままで家族12名全員がお集まりになり、一晩中お付き添いになりました。
お母さまと過ごされた時間は、あわせて46時間30分。ご葬儀には25名が参列され、お帰りの際に弥生さまは「カノンさんは、私たち家族の思い出の場所になりました」という言葉を残してくださいました。
このお見送りでは、お通夜という儀式は行われていません。それでも、葬儀の前日の夜に家族全員が故人さまのそばに集まり、最後の夜をともに過ごされました。儀式としてのお通夜がなくても、お通夜が担ってきた「最後の夜を一緒に過ごす」という中身は、このように実現できます。

お通夜を省略することについて、菩提寺があるご家庭は事前に一報を入れておきましょう。のちの納骨や法要の際に、お寺が事情をご存じないままだとご家族が説明に困る場面を避けられます。なお想送庵カノンは宗教・宗派を問わずご利用いただけます。
葬儀への参列をご家族ご親族に限る場合は、訃報をお伝えする際に、お別れのひとときの日時もあわせてお伝えしておくと、ご友人も弔意の届け先に迷わずに済みます。
一日葬のお別れの中身は、火葬までの日々をどこで過ごすかで決まります。ご安置先を決める際は、面会できる時間帯や回数、夜間のお付き添いができるかどうかを先に確かめておきましょう。
想送庵カノンの面会・ご来館は10:00〜20:00、夜間のお付き添いはスタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームで承っています(有料)。
お通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で執り行う葬儀形式です。二日間の儀式に比べてご遺族や参列者の負担を軽減でき、少人数でのお見送りを希望される方に選ばれることが増えています。
儀式が一日になっても、火葬までの日数が短くなるわけではありません。法律により火葬は亡くなられてから24時間を経過した後と定められており、関東では火葬まで4日以上かかることも多くあります。その日々を故人さまのそばで過ごせる場所を選べば、お別れの時間はゆっくりと持てます。
想送庵カノンでは、本来はお通夜をする時間に「お別れのひととき」を設け、ご友人や会社関係の方にお越しいただく形をご提案しています。ゆっくりとお別れいただいたうえで、翌日の葬儀・告別式はご家族ご親族のみで執り行えます。
二日葬は、お通夜と葬儀・告別式を二日間にわたって執り行う、最も一般的な葬儀形式です。一日葬はお通夜を省略し、葬儀・告別式と火葬を一日で執り行います。お通夜がない分、夜に弔問いただく機会と故人さまと過ごす最後の夜をどう補うかが、一日葬を考えるうえでの鍵になります。
はい、過ごせます。想送庵カノンでは、スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームで夜間のお付き添いを承っております(有料)。実際に、葬儀の前日に家族12名全員が一晩中お付き添いになった事例もあります。
「一日だから急ぎ足」と決まっているわけではありません。儀式の日数を抑えながら、お別れの時間と機会をきちんと確保する。そのような一日葬の組み立てができることを知っていただきたいと、想送庵カノンは考えています。

想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、故人さまとご家族がゆっくり過ごせる滞在型の安置施設です。
一日葬をお考えの方へ
想送庵カノンでは、儀式の日数を抑えながら「お別れのひととき」を作り出すお手伝いをします。お電話またはお問い合わせフォームから、どうぞお気軽にご相談ください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
監修者のプロフィールを見る
当サイトに掲載する画像、文章、ロゴ等の
無断転載・転用をお断りしております