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監修:三村 麻子(あなたを忘れない株式会社 代表取締役)
「お通夜と告別式で二日間。いまは一日で済ませる方も多いと聞くのに、二日もかける意味はあるのだろうか」。葬儀のかたちを調べるなかで、そのように迷われる方は少なくありません。
二日葬とは、お通夜と葬儀・告別式を二日間にわたって執り行う、最も一般的な葬儀形式です。1日目にお通夜を行って故人さまと最後の夜を過ごし、2日目に葬儀・告別式と火葬を執り行います。
先にひとつだけお伝えしたいのは、二日葬の二日間は儀式のための日程である前に、故人さまと過ごせる最後の時間そのものだということです。とりわけお通夜の夜は、故人さまとともに過ごせる最後の夜になります。
この記事では、二日葬の流れと一日葬との違い、そして二日かけることの意味を、東京都葛飾区の滞在型安置施設 想送庵カノンがご説明します。
二日葬とは、お通夜と葬儀・告別式を二日間にわたって執り行う葬儀形式です。特別な形式ではなく、従来から最も広く行われてきた、いわば基本のかたちです。
近年、お通夜を行わない「一日葬」や、儀式を行わずに火葬でお見送りする「直葬」が知られるようになり、それらと区別するために「二日葬」という日数を冠した呼び方が使われるようになりました。
1日目の夜にはお通夜を行います。ご親族やご友人など、故人さまとご縁のあった方々をお迎えし、お別れの時間を持ちます。
そしてお通夜の夜は、ご家族にとって故人さまと過ごす最後の夜でもあります。翌日には葬儀・告別式と火葬が控えているため、故人さまのおそばで夜を過ごせるのは、この夜が最後になります。
2日目には葬儀・告別式を執り行い、その後に火葬を行います。ここで故人さまのお姿とのお別れを迎えます。
お通夜では弔問の方々と、告別式ではご参列の方々と。
二日葬は、それぞれのお別れの機会が段階を踏んで用意されているかたちだといえます。
二日葬は「何人で行うか」を表す言葉ではありません。参列者の範囲を限定しない一般葬でも、家族や近しい方を中心とした家族葬でも、お通夜と葬儀・告別式を二日間で執り行えば、日程のうえでは二日葬にあたります。
実際に想送庵カノンでも、ご家族5名の小さなお見送りから、多くのご友人をお迎えしたお見送りまで、二日葬のかたちでのお別れをお手伝いしてきました(実際の事例はのちほどご紹介します)。
| 比べる観点 | 二日葬 | 一日葬 |
|---|---|---|
| 日程 | お通夜と葬儀・告別式を二日間で執り行う | 葬儀・告別式と火葬を一日で執り行う |
| お通夜 | 1日目の夜に行う | 行わない |
| 参列のしやすさ | 昼間に参列できない方もお通夜で弔問できる | 日中の葬儀・告別式が中心になる |
| ご遺族・参列者の負担 | 二日間にわたる | お通夜を省くぶん軽減できる |
| 選ばれやすい場合 | 宗教的な儀礼を大切にしたい・親族や知人が多い | 少人数で見送りたい・負担を減らしたい |
一日葬とは、お通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で執り行う葬儀形式です。二日葬との違いは、この一点に集約されます。
お通夜を省略することで、ご遺族や参列者の負担を軽減できるのが一日葬の特徴です。近年は高齢化や家族構成の変化により少人数でのお見送りを希望する方が増え、一日葬を選ぶケースも多くなっています。
見落とされがちですが、お通夜には「参列の入口」としての役割があります。仕事や学校の都合で昼間の葬儀・告別式に参列できない方も、夜のお通夜であれば弔問しやすくなります。
お通夜があることで、より多くの方が故人さまとのお別れの時間を持てる。これは二日葬ならではの特徴です。
二日葬と一日葬のどちらを選ぶかは、費用や日数の比較だけでは決めきれません。手がかりになるのは、「誰に見送っていただきたいか」という問いです。
親族や知人が多く、昼間に来られない方にもお別れの機会を持っていただきたいなら、二日葬が向いています。ごく近しい方だけで負担を抑えて見送りたいなら、一日葬も選択肢になります。

「いまどき二日もかけるのか」という問いへの答えは、二日葬が長く選ばれてきた理由のなかにあります。
二日葬は、宗教的な儀礼を大切にしたい場合に選ばれることの多いかたちです。お通夜、そして葬儀・告別式という流れそのものが、儀礼とともに歩まれてきた葬送の道筋だからです。儀礼を一つひとつ重ねながらお別れに向かうことを望まれるご家族にとって、二日間はそのために必要な時間です。
故人さまとご縁のあった方が多い場合、一日だけの日程では、お一人おひとりがゆっくりお別れをする時間を取りにくくなります。
二日葬にはお通夜と告別式という二つの機会があるため、多くの方がそれぞれのご都合に合わせて足を運べます。親族・知人が多い場合に二日葬が選ばれるのは、このためです。
二日葬は、故人さまを偲ぶ時間を十分に確保しながら、多くの方に見送っていただける葬儀のかたちです。
慌ただしく式を終えるのではなく、お通夜の夜を挟んで一晩、気持ちの区切りをつけていく時間が流れます。この「間」があることが、あとから振り返ったときの心の落ち着きにつながると、想送庵カノンは考えています。
お通夜というと、弔問の方々をお迎えする場面が思い浮かびますが、それだけではありません。弔問の時間が終わったあとにご家族へ残されるのは、故人さまとともに過ごす最後の夜という、静かでかけがえのない時間です。
翌日の告別式と火葬でお姿とのお別れを迎えるからこそ、この夜をどこで、どのように過ごすかが大切になります。
想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、故人さまとご家族が最後の時間をゆっくり過ごせる滞在型の安置施設です。夜間のお付き添いは、スタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームのお部屋で承っております。面会・ご来館の時間は10:00〜20:00です。
葬儀の前の日々を「預けて待つ時間」ではなく「一緒に過ごす時間」にできることが、当館の何よりの特徴です。
実際のご利用では、36時間を過ごされたご家族も、4泊5日・96時間を過ごされたご家族もいらっしゃいます。二日葬という葬儀の日程はそのままに、火葬までの日々をどれだけ一緒に過ごすかは、ご家族ごとにお選びいただけます。
想送庵カノンのご利用事例のなかから、二日葬でのお見送りとしてご紹介している2つの事例です。
お母さまを亡くされた淳一さま(仮名)は、「とにかく長く一緒にいられる場所を」と当館を探し当ててくださいました。選ばれたのは、黒がお好きだったお母さまにぴったりの、黒の壁紙が印象的なスタジオ208号室。祭壇には、お母さまが愛用されていた口紅によく似た深紅の薔薇をたっぷりと飾りました。
遠方にお住まいの妹さまご一家も駆けつけ、久しぶりに全員がそろったご家族5名で、36時間の穏やかなお別れの時間を過ごされました。

奥さまを見送られた啓介さま(仮名・70歳)は、白を基調としたスタジオ207号室で、4泊5日・96時間を奥さまとともに過ごされました。お部屋のモニターには思い出の映像が映され、ご用意された薔薇にご友人からの献花が加わり、日々その数を増していきました。
ご葬儀は通われていた教会で執り行われ、当館は安置とお別れの時間をお手伝いしました。ご出棺の朝、啓介さまは「ここがあって、本当に良かった」という言葉を残してくださいました。

規模も過ごし方も異なる二つのお見送りに共通しているのは、ご家族が夜も故人さまのそばにいられたことです。
葬儀の日程としての二日葬に、滞在という時間を重ねる。それだけで、お別れはもっとゆっくり、もっとその方らしいものになります。それが、滞在型の安置施設である想送庵カノンにお手伝いできることです。

一日葬を選ばれる場合でも、想送庵カノンでは、本来お通夜をする時間にお別れのひとときを設けるご提案をしています。ご友人やお仕事の関係の方にはその時間にお越しいただき、翌日の葬儀・告別式はご家族ご親族のみで小さく執り行うかたちです。
「二日葬か一日葬か」で迷われたときは、こうした中間のかたちも含めてご相談いただけます。
二日葬・一日葬・家族葬といった言葉は、あくまで葬儀のかたちを整理するための呼び方です。大切なのは名前を先に決めることではなく、故人さまとどのようにお別れの時間を過ごしたいかを思い描くことだと、想送庵カノンは考えています。過ごし方が見えてくれば、ふさわしいかたちはおのずと定まっていきます。
「まだ何も決まっていない」という段階でも構いません。事前にお話ししておくことで、いざというときに慌てず、落ち着いてお見送りに向き合えます。お電話でのご相談は24時間365日承っております。どうぞお気軽にお声がけください。
お通夜と葬儀・告別式を二日間にわたって執り行う、最も一般的な葬儀形式です。1日目にお通夜を行って故人さまと最後の夜を過ごし、2日目に葬儀・告別式を執り行い、その後に火葬を行います。
親族や知人が多い場合、宗教的な儀礼を大切にしたい場合、昼間に参列できない方にもお別れの機会を持っていただきたい場合は、二日葬が向いています。少人数で負担を抑えて見送りたい場合は一日葬も選択肢になります。過ごし方のご希望をお伺いしたうえでご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
はい。二日葬では1日目の夜にお通夜を行うため、仕事や学校の都合で昼間に参列できない方も弔問しやすいのが特徴です。多くの方が故人さまとのお別れの時間を持てることは、二日葬が選ばれてきた理由のひとつです。
想送庵カノンでは、夜間のお付き添いをスタジオ・デラックス・ジュニアスイート・カノンルームのお部屋で承っております(有料)。実際に、36時間や96時間を故人さまとともに過ごされたご家族もいらっしゃいます。面会・ご来館の時間は10:00〜20:00です。
はい、事前のご相談を承っております。お電話でのご相談は24時間365日承っております。
「いまどき二日もかけるのか」という問いに、想送庵カノンはこう考えています。二日葬の二日間は、儀式のための日程である前に、故人さまと過ごせる最後の時間そのものです。故人さまを偲ぶ時間を十分に確保しながら、多くの方に見送っていただける。それが、このかたちが長く選ばれ続けてきた理由です。

想送庵カノン(東京都葛飾区立石)は、故人さまとご家族が最後の時間をゆっくり過ごせる滞在型の安置施設です。
二日葬をご検討の方、一日葬で悩まれている方、どうぞお気軽にお電話またはお問い合わせフォームからご相談ください。
お急ぎの方、ご依頼の方はお電話ください(24時間365日 対応)
あなたを忘れない株式会社
代表取締役 三村 麻子(みむら あさこ)
<想送庵カノン(滞在型安置施設)の運営>
故人と家族が「最後に過ごす時間を大切にする」セレモニーホール
<専門学校>
東京ホスピタリティ・アカデミー
葬祭ディレクター学科 講師
<供養コンシェルジュ>
供養コンシェルジュ協会 理事/講師
<看取りサポートのパイオニア>
高齢者を支える家族に
「疲れない介護」「家族が幸せになる看取りと葬送」を提案。
【看取りの水先案内人として幅広く活動】
家族に深く寄り添う相談スタイルで、
生前のご相談から、お見送りのあとのグリーフケアまで
多数の相談実績と活動歴を持つ終活の専門家。
2004年に葬儀式場の運営に携わって以来、
葬送の現場に立ち続けている。
2019年には、安置と面会に重きを置いた施設として
想送庵カノンを開設。
<サポート内容>
生前整理、介護、葬儀、供養、遺品整理、グリーフケア
<著書>
・初めて喪主になる人のための親を心から見送る葬儀ガイド
・親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
・離れて暮らす親と上手に付き合うための本
・親には一人暮らしをさせなさい
・親の老後に寄り添うために知っておきたいこと
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